サイズが違うだけじゃないよ。
本日、ドコモより2013年の冬モデルとして発表されたスマートフォン『Xperia(エクスペリア) Z1 f SO-02f』と『Xperia Z1 SO-01f』。それぞれ海外版の「Xperia Z1」をもとにしたモデルで、コンパクトな『Xperia Z1 f』、全部入りの『Xperia Z1』と、端末のキャラにちがいがあります。
展示会に『Xperia Z1 f』(以下 Z1 f)と『Xperia Z1』(以下 Z1)の両方が展示されていたので、2つ並べてチェックしてみましたよ。写真はピンクが『Z1 f』、黒が『Z1』です。
『Z1 f』はちょっと丸っこい
大きさ以外の見た目はかなーりそっくり。細かいところを比べてみると、『Z1 f』は『Z1』より1ミリほど厚くて、角が丸っこいです。
手にとって見ると、『Z1 f』は軽い! 画面のサイズもほどよく、片手でらくらく操作できます。
フロントカメラの位置も、『Z1』とは少しちがいますね。
『Z1 f』には強力な「スタミナモード」あり
『Z1 f』のバッテリーは2300mAh。『Z1』の3000mAhにくらべると少ないですがが、かわりに強力な節電機能「SUTAMINA(スタミナ)モード」が搭載されていました。
この機能、画面OFF中のデータ通信を制限するというもので、強力な節電アプリの多くが採用している方法です。『Z1 f』は節電アプリいらずで使えそうですね。
寒い季節にありがたい「手ぶくろモード」
もうひとつ、『Z1 f』オリジナルの機能は「手ぶくろモード」。その名のとおり、手袋をしたままでもタッチパネルが使えるよう、パネルの感度を上げる機能です。
寒くなるこれからの季節で活躍しそう。
性能はほぼおなじ
CPU、メモリ、カメラといった基礎性能は、『Z1 f』も『Z1』も「まったく同じ」。『Z1 f』のディスプレイはフルHDではありませんが、それ以外にスペックで引けを取るところはひとつもありません。
ただし、『Z1 f』は赤外線とフルセグがありません。使う機会は少ないかもですが、「全部入り」というにはちょっと足りないですね。
それぞれのスペック、機能をリストにしてみました。
『Xperia Z1 f』はドコモダケ
正直、『Z1』より魅力的なポイントもある『Z1 f』。ほかのキャリアでも出る可能性を聞いてみたところ、「Xperia Z1 fはドコモ専用に開発されたもので、ほかキャリア版や海外モデルは予定されていない」そうです。
『Xperia Z1』ならドコモ/auから選ぶことができますが、『Xperia Z1 f』が使いたいならドコモ一択。前モデル「Xperia A」以上にヒットしそうな予感がします。
(金本太郎)