アマゾンが先日、「オールタイムベスト小説100」なる特集ページを公開しました。
・日本文学 ・海外文学 ・サスペンス/ミステリー/SF ・歴史/時代小説 ・エッセー/随筆の5つのジャンルから、アマゾンが過去に蓄積したデータ(販売数やレビュー)から100冊を選んだとのこと。
出版社の類似企画(夏に読みたい〇〇冊etc.)と異なり、作品が出版社に縛られていないのが特徴。そしてラインナップを見た限り、アマゾンの過去データはかなりイイ本を的確にチョイスしている感じを受けます。
日本文学:村上春樹が3冊ランクイン!
どのジャンルよりも身近な日本文学ですが、「ぼっちゃん」(←この歳になると婆ちゃんに泣ける)、「こころ」(←主人公の独白から始まるのが泣ける)、「人間失格」(←若き日の自分を思い出して泣ける)といった古典から、「沈まぬ太陽」(←渡辺謙に泣いた)、「東京タワー」(←オダギリジョーに泣いた)といったコンテンポラリー作品まで揃っています。
ちなみに日本文学の雄・村上春樹さんからは、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(←ライフハッカー編集長・年吉が神推し)を含む3冊が選ばれています。(「グレートギャッツビー」翻訳を含めれば4冊)これは本企画では最も多い数字、やったぜハルキスト!
海外文学:読み易さ重視?
「カラマーゾフの兄弟」(←親父のクズっぷりに泣ける)、「変身」(←対比の怖さに泣ける)といった難しい印象がある海外文学ですが、実際は「星の王子様」(←大切なものは目に見えなくて泣ける)といった読みやすい作品が多め。
特に「老人と海」(←ヘミングウェイの妙技に泣ける)は短編で登場人物も少なく、初心者の方におススメです。
TABROID読書部にも一言言わせて
(←この人)編集長のオサダは100冊中27作を既読、そしてマストが「深夜特急」で、大穴が「旅のラゴス」とのこと。大穴、が何を意味するのか私にはよくわかりませんが...
私の既読は17冊(SF&歴史は0冊です...)、おススメは何と言っても「沈黙」! ラストとタイトルがこれ以上なく噛み合うテーマは... ああ、ネタバレしたい!
あと林真理子好きとして彼女が一冊も無いのは... そうか、やっぱりそういうポジションなのか...
と、本好きなら眺めるだけでも万の言葉が湧いて出てくること必須ですよ。1円の中古本も沢山あるので、私も積極的に読んでみようかと思います♪
買い方、お得情報はコチラ↓:
[オールタイムベスト小説100](Pic)
(伊藤ハワイアン耕平)