謎の心地よさを感じる。
8bit風のアプリといえば、一つのジャンルといっても良いぐらいにマーケットにも様々なアプリがリリースされています。
スーファミ世代の筆者はそういったアプリを発見する度にニヤニヤしていますが、今回紹介する『RPG風ライブ壁紙』もそんな8bitRPG風のライブ壁紙。
「ようこそ! オラクルベリーの街へ!」と住人の声が聞こえてきそうな街中のライブ壁紙で、主人公は広大な街を自由に歩き回ることができます。住人に近づけば他愛のない会話(けっこうシュール!)ができ、バッテリーの状況に応じて中央の噴水の勢いが変化。時間帯によって街の様子も変化し、時間を設定することで街の鐘を鳴らせたりと、単にRPG風に終始せず、実用的な要素も盛り込まれている点が、グッドです。
ライブ壁紙から本アプリを設定すると、早速西洋風の建物が並ぶ街が表示されました。真ん中に噴水があり、ちょっとクロノトリガーを連想させます。
主人公はタップした方向にテクテク歩いていくので、住人の方をタップしてみたら、「かつおぶしにもしょうゆだろ」と言っています。たしかにそれは一理ありますね。ご飯にのっけたかつおぶしにはしょうゆと、相場が決まっています。
他にも、「定時までまだまだあるよぉ」「昼飯も食えねえ!!!」と、なかなか現代の世相を反映したシュールなセリフの数々。定時までの時間を時計で気にしだしたら最後なので、目の前の仕事に没入する他ありませんね。
ライブ壁紙の設定画面から時刻を登録してみたら、街の鐘が鳴りました。上のワークマンの会話が手伝ってか、鐘の音が、会社などで鳴るそれのように感じられてしまうっていう(^^;)その分、無駄に身が引き締まってしまい逆に良いかもしれませんね。
夜になると、街の様子もすっかり様変わり。ドラクエでは、夜にのみゲットできるアイテムやらイベントやらがあったので外でうろついて夜にしたものです(ラナルータの便利さといったら!)。
昼間、「かつおぶしにしょうゆ」といっていた彼は「たこやきにもしょうゆだろ」と言っています。悪いですが、筆者としてはそれはありえないので、ここにいたっては、仲たがえするほかありまえん。
バッテリーの残量で噴水の勢いが変わるので、噴水が止まったりしたらすぐ充電しましょう。
これまでも「テンミリRPG」「ドラゴンツイート」といったレトロRPG風のアプリを紹介してきましたが、これもまた新しい切り口ですね。まだまだ新しいレトロ風が今後も出てくるでしょうし、またそれを望んでいるところです。Android版FF6マダー?
使用端末:SO-02E
OS:4.2.2
バージョン:1.0.2
--------
発売元:TASKIV Inc.
更新日:2013年11月28日
価格:無料
対応機種:Android3.0以上
(斎藤栄孝)