米ラスベガスで現地時間2014年1月7日より開幕の世界最大級デジタル機器ショー『CES2014』の会場にて、東芝が同社初となる13インチの『クロームブック』ノートPCを発表しました。
『クロームブック』とは、グーグル独自の『クロームOS』を搭載した安価なノートPCとして話題で、いまだ日本には未上陸ながら、米国では急速にシェアを伸ばしているとも言われています。
東芝がこの製品カテゴリに参入するということは、今年はいよいよ日本上陸にも期待が...などとつい想像してしまいますね。
東芝の米国法人が発表した資料によれば、この東芝製クロームブックの主な特徴は以下の3点。
・ 13.3インチHDディスプレイを搭載(解像度1366 x 768ピクセル)
・ インテルの「ハスウェル」上にセレロンCPUを搭載し、高速な起動と最大9時間のバッテリ寿命
・ 279.99ドル(約2万9千円)の手頃な価格。
クロームブックはあまりヘビーな用途を想定していないため、スペック的に大差がつきにくい製品ジャンルですが、ここでは大きめの画面と プロセッサパワーを中心にアピールしているようですね。3万円クラスの価格帯は先行する他社製品と基本的には同等。
他に資料からわかるスペックを抜粋すると、2GBのメインメモリと16GB容量のSSDストレージ、本体重量は3.3ポンドなので約1.5kgといったところ。
ちなみに日本のGoogle Playに製品ページのある、HP製クロームブックも現状はまだ「お住まいの国ではご利用いただけません」のまま。
しかし、日本メーカー東芝の参入で今度こそ国内にもクロームブック上陸の波が来ると期待したいところ。...これ毎回書いてる気もしますけどね...。
TOSHIBA INTRODUCES THE FIRST CHROMEBOOK WITH 13-INCH SCREEN (注: 英文PDF)
(pic: TechCrunch)
(ワタナベダイスケ)