ソニーは米国で開催した発表会にて、「Xperia」(エクスペリア)ブランドの「Z1 Compact」(Z1 コンパクト/公式サイトはこちら)と「Z1 s」(公式サイトはこちら)の2機種を発表しました。
今回発表された2機種は、どちらも北米向けモデルとなっています。
日本で発売されている「Z1」は5インチの最新のフラッグシップ機で、「Z1 f」(詳しくはこちら)はその4.3インチ版ですよね。
そして今回発表された、「Z1 s」と「Z1 コンパクト」との関係は以下の通りです。
「s」と「コンパクト」の関係:
・エクスぺリアZ1 = エクスぺリアZ1s
・エクスぺリアZ1 f = エクスぺリアZ1 コンパクト
「s」と「コンパクト」は最新機種というより、私達が知ってるエクスぺリアシリーズの海外版ということなのですね。では、日本で発売されている2機種との違いは、どこなのでしょうか。少し調べてみましたよ。
ノー・ガラパゴス
日本版との最大の違いは、日本向けな機能、いわゆる「ガラパゴス」なものが入っていないところです。具体的には、「おサイフケータイ」や、「ワンセグ」といったもの。
日本で暮らす以上、これらの機能はあった方が便利です。しかし、海外ではこれらの機能は使えなかったり使われていなかったりするため、今回の北米向け2機種では削られました。
また、日本人であっても、どの機能も全然使ってないよ! という方もいるはず。そういう方にとってはムダなアプリや容量が使われていないため、この2機種のほうが欲しいという方もいらっしゃるかもしれませんね。
なお、日本向け機能が入っているスマホを「ガラスマ(ガラパゴススマホ)」、入っていないものを「グロスマ(グローバルスマホ)」と呼ぶ場合があります。iPhoneも「グロスマ」です。
ノー・ロゴ
もう一つの差は、前面の「docomo Xi」ロゴがないことです。
日本だと、au版の「Z1」であれば、キャリアロゴは裏面に小さくあるだけです(詳しくはこちら)。しかし、「Z1 f」はドコモからのみ発売されていますので、ロゴ無し版は存在しません。
ロゴのない「Z1 f」が欲しい方は、この「Z1 コンパクト」を手に入れるしかないというわけですね。ドコモロゴが憎いという方には、ノドから手が出るほど欲しい機種ではないでしょうか。
その他には、見て分かる違いはないようです。お馴染みの「スタミナモード」と「手ぶくろモード」(コンパクトのみ)は健在ですよ!
おそらく、この2機種が日本で発売されることはないかと思います。どうしても欲しいという方は、個人輸入などを利用するしかないかもしれません。
...しかし、期待していた次期フラッグシップモデル機は、残念ながら今回発表されませんでした。「シリウス」(詳しくはこちら)は、まだしばらくおあずけみたいですね。
Xperia Z1 Compact
Xperia Z1 s[ソニー via すまほん!!]
Pic[docomo]
(コンタケ)