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50GBも使い切れんで... クラウドストレージ『Box(ボックス)』のiOSアプリ導入するんなら今でっしゃろな
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50GBも使い切れんで... クラウドストレージ『Box(ボックス)』のiOSアプリ導入するんなら今でっしゃろな

2014-01-27 17:00
    140126_box00.jpg
    「Dropbox(ドロップボックス)」や「SkyDrive(スカイドライブ)」「Googleドライブ」など、スマホやパソコンからデータをインターネット上に保存できるクラウドストレージにも色々ありますよね。

    Box(ボックス)』も、同様のクラウドストレージ・サービスなんですが、この度iOSユーザーを対象に、新しくなったアプリをダウンロードすれば、無料版の容量制限を50GBまで拡大してくれるというキャンペーンを実施中ですので、早速レビューしてみましたよ。
     

    クラウドストレージの容量比較

    無料の50GBがいかにスゴい容量なのかということは、以下の表を見ていただければお分かりでしょう。


    140126_box01.jpg


    今回は、iOSアプリとしての『Box』のレビューなので、上記の中から最もメジャーな「Dropbox」と、Apple製品で固めている人には最も使いやすい「iCloud」をピックアップしてみたいと思います。


    『Box』の概要

    140126_box02.jpg


    本サービスをご紹介するのに気がかりになる点と言えば、使いこなすには英語が苦手だと厳しいというところですね。

    英語圏のユーザーにとってはかなりメジャーな本サービスが、日本ではあまり名を聞くことがないのはそんな理由からだったりします。

    でも50GBというのは非常に魅力的な容量ですし、iOS用アプリ自体は日本語化されていますから、使ってみるのも悪くない選択だと思いますよ。


    とりあえず今回は、一般ユーザーの使用頻度が高いと思われる写真データについて、解説してみたいと思います。

    他にもオフィスアプリと連携させたり、『Box』上に他の誰かとの共有スペースを作って文書を共同編集したり、なんて事もできますので、英語が得意な人は是非チャレンジしてみてくださいね。


    iPhoneで撮った写真をクラウドにアップロード


    140126_box03.jpg


    まずは「iCloud」から。「設定」に入って「iCloud」項目の「フォトストリーム」をオンにしておけば、何もしなくても撮った写真がクラウドにアップされるという便利仕様となっています。

    パソコンがWindowsという方は、「iCloudコントロールパネル」をインストールしておけば、Macを使っている方と同様に、自動的に「ピクチャライブラリ(MacならiPhoto)」と同期され、PCからも写真データが開けるようになります。

    しかし、会社のWindowsPCには勝手にアプリをインストールできないとか、MacのiPhoto以外のアプリで画像を編集したいのに、必要な写真を「ファインダー」で探せないのが不便、といった問題を抱えている方もいらっしゃることでしょう。


    140126_box04.jpg


    こうした方の要望に応えるアプリといえば、最右翼はやはり「Dropbox」ということになると思います。

    iOSの場合は、バックグラウンドでのアプリの動きが制限されるために、Androidで使うときのようには「写真の自動同期」が自由に動いてくれないのですが、最近のアップデートで、比較的ストレスなく同期されるように工夫されてきています。


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    さて、では『Box』はどうかというと、基本的には自分で写真を選択してアップロードするというやり方になります。

    ただし、外部アプリを導入することによって、先ほどの「Dropbox」がバックグラウンド対応する以前の時のように、同期アプリを起動するだけで勝手にアップロードさせることができるようになります。


    140126_box06.jpg


    アップした写真は、web上の公式サイトで閲覧できますし、PCに必要なアプリをインストールすれば、PCとも自動で同期させることができます。(Windows用)(Mac用


    外部アプリとの連携


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    実は「Box」は、外部アプリとの連携でこそ、その真価が発揮されるサービスだったりします。(殆どの場合、英語必須ですが)

    今回連携させてみたのは「CameraSync(カメラシンク)」というアプリになります。

    機会があれば改めてレビューしてみたいと思いますが、「Box」以外にも「Dropbox」「SkyDrive」「Googleドライブ」などへのアップロードにも対応している優れものアプリですよ。


    140126_box08.jpg


    一度「設定」から「Sync Option(同期オプション)」で、上図を参考に同期方法について設定しておけば、次からは「カメラシンク」を起動させるだけで、撮った写真を次々にアップしてくれますから、非常に便利です。

    ちなみに「カメラシンク」は300円の有料アプリです。


    まとめ

    少し辛口評になりますが、「iCloud」で問題ない人や「Dropbox」で容量に不満がないという人にとっては、あまり積極的に食指が動かないサービスと言えるかも知れません。

    しかし無料で50GBという容量はやはり魅力ですから、いざ他のクラウドサービスでは容量不足となってしまう時に備えて、とりあえず本キャンペーンに乗っておくというのも悪い選択ではないと思います。

    もちろん英語が得意な人には、どんどん使いこなして欲しいサービスです。使い始めるとなかなかいい感じのサービスですから、ぜひ試してみてくださいね。


    利用時間:5日ほど
    使用端末:iPod touch 第4世代
    OS:6.1.3
    バージョン:3.0.0
    --------
    発売元:Box, Inc.
    更新日:2014.1.15
    価格:無料
    対応機種:iOS 6.0 以上


    (田中宏和)

     

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/app/tools/2014/01/com.box.android.html
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