このところ世間を賑わせている話題のひとつに3Dプリンターがありますが、まだまだ誰もが使えるものとは言い難いんですよね〜。
そんななか、先日スタートした3Dスキャンから立体出力までを一括して行ってくれる『未来玩具デジモ』は、僕ら一般ユーザーの手に届く3Dプリントサービスになりそう。
このサービスでは、ユーザーのニーズに合わせた世界に一つしかないアクセサリー類から、実際の人物をスキャンした精巧なフィギュア『デジもでる』まで多彩なアイテムを作ってくれるのです。
しかも、Androidスマホのブラウザとアプリからも利用できるとあって、『スマ充』的にも大注目なんですよ〜。
そこでTABROIDでは、グランドオープン前に行われた公開3Dスキャン『第1回・次元撮影会』の様子と、そのデータから生み出された超リアルなフィギュアを取材してきました!
『次元撮影会』での3Dスキャンでは、カメラ型の3Dスキャナーを用いてあらゆる角度から撮影して3Dデータを作っていきます。「ちょっとでも動いたり服の布地が揺れるとデータに誤差が出る」とのことで撮影中はモデルさんは直立不動。正面を撮影している際にはまばたきさえもできない(!)という独特な緊張感のなかで撮影が進んでいきます。
そんな3Dスキャンの様子をiPhoneのカメラで動画に収めてみましたよ。カメラマンがモデルの周囲をぐるりと回りながらの撮影はいわゆる「撮影」とは全く違った雰囲気です。
この撮影によってコンピューター上に立体データが生成され、3Dプリンターによる出力と表面処理を経て『デジもでる』フィギュアとして完成することになるわけですね。
後日デジモさんに再訪させていただき、完成してフィギュアを見せてもらうことができました。
上の写真ではサイズ比較用にiPhoneを置いてありますが、20cmほどのサイズながら服のシワなどの質感が見事に再現されています。思わず「おおっ」と声が漏れたほどの仕上がり。
今回『デジもでる』になったお二人は、世界中の美しい女性を紹介するWebメディア『美女世界地図』にも掲載されているモデルさん。出来上がったフィギュアをご本人と比較した写真が以下の2点です。
再現度高いですね〜。
ちなみに完成品を見に行った際にも、次のデジもでる撮影が行われており、グラビアアイドルの丸果尻ゆうこさんとアーティストのステレオバニー 鈴湯さんの3Dスキャンの真っ最中でした。
こちらも出来上がりがチョー楽しみですね。
リアル世界にあるモノを、そのまま忠実に3Dプリントできてしまうサービスが僕らの手の届く所までやってきたのを実感させてくれる『未来玩具デジモ』、僕もぜひ使ってみたい! でもどんなモノを作ろうか...読者のみなさんならどんなモノを作ってみたいですか?
(ワタナベダイスケ)