日本版、早く!
現在、イギリス、アメリカ、ドイツ、スペインのみで正式リリースされている『EverythingMe(エヴリシングミー)』なんですが、これは激しくパワープッシュしたくなる、覚えておいて損はないホームアプリですよ。
本当に「賢いなあ」と思わせてくれて、より自分にフィットしたスマホにしてくれますから、欲しくなること間違いなしだと思いますね。
日本でも公開される時に備えて、情強なあなたも新しい物好きなあなたも、バッチリ予習しておきましょう。
The Prediction Bar(予測バー)
上の画像でカラーにハイライトしてある部分が、本アプリの目玉機能のひとつである「予測バー」です。
朝、昼、晩、そして場所に応じて、ユーザーが使うであろうアプリを予測して提示してくれます。
ユーザーの使用履歴を分析しているので、特定の時刻、特定の場所で使う頻度が高いアプリを、見事にそのタイミングで提示してくるので感動ものですよ。
また、時刻によって変化する一番左のアイコンをタップすれば、今度はユーザーの欲しい情報を予測して提示してくれます。
ちょうどGoogle Nowのような感じで、朝は天気予報や時事ニュース、昼はスケジュール、夜はエンタメニュースといった具合に情報提供してくれます。
Smart Folders(スマートフォルダー)
メイン画面は一般的なホームアプリと同じように使える部分なんですが、アプリを格納するフォルダーが賢くなっています。
現在まだ日本語には対応できていないんですが、フォルダー名のキーワードによって自動的に該当するアプリを集めてきてくれます。
標準で用意されたスマートフォルダーだけでも101種類もありますし、自分で作ることもできます。
本アプリ、このスマートフォルダーで名称を日本語にしても動いてくれるようになれば、日本正式リリースしても問題ないレベルだと思いますね。
In-Phone Search(イン−フォンサーチ)
画面上部にある、おなじみの検索バーについても、通常のGoogleサーチより改善されています。
必要な情報に、より早くたどり着けるように、一覧性が高まっているんですね。
連絡先、アプリ、webの検索結果が1枚の画面上に一覧表示されるので、何かを探したい時にはとにかく全てここからスタートでOKです。
検索キーワードに基づいて背景画像が表示されるのも、何気に面白いところですよ。
本アプリ、まだ日本では一般ユーザー向けには公開されていませんが、開発者に連絡をとってベータテスターとして登録してもらえたら、Google+のコミュニティ経由でアプリのダウンロードができるようになっています。
日本語環境でのエラー報告や、要望などを上げることで、開発のお手伝いをしたいとお考えの方は、公式サイトから開発者に連絡してみましょう。
日本語名のスマートフォルダーが使えないという部分に目をつぶれば、4カ国で正式リリースされている物より進んだバージョンを使うこともできますので、興味のある志願者はぜひチャレンジしてみてくださいね。
公式サイトはこちら。
(田中宏和)