米国の航空会社ボーイングが、セキュリティのため分解するとデータが消えて使えなくなるスマホ『Boeing Black』(ボーイングブラック)を発表しました。海外メディアのThe Vergeなどが伝えています。
分解するとデータ消去! いいですねぇ、まるでスパイ映画のようです。
また、海外のテクノロジー系メディアArs Technicaによると、本商品は、主に防衛と国土安全保障に関連する政府機関や企業に販売されるとのことです。
一般にユーザーには販売されず、使用されている技術や、運用についても一切公表されないとのことです。うーん、いろいろ気になりますな...。
ただし、基本的なスペックについてはいくつか公開されていました。以下のとおりです。
ディスプレイサイズ:4.3インチ
解像度:540×960
本体重量:170グラム
CPU:1.2GHz 2コア
OS:アンドロイド
やはり、政府機関などへと向けたセキュリティ重視の商品だけあって、スペックは低めですね。まさに最低限といったところでしょうか。
しかし、セキュリティ重視のスマホで、アンドロイドOSっていかがなものなのでしょうか。なんとなく、不安にならなくもありません。
まぁ、分解でデータ消去するぐらいですからね。きっと、ソフトウェアの面でもこだわりまくって、さまざまな暗号化技術などで守られているのでしょう。
一般ユーザーには販売されないということですが、大企業の社長さんとかも欲しがりそうですねえ。
Boeing's Black: This Android phone will self-destruct[Ars Technica via GIGAZINE]
Boeing's Black phone will self-destruct data if cracked open[The Verge]
(コンタケ)
コメント
コメントを書く分解せずにデータを抜き取ることってできるのかな?できないからコレができたんかな?