目的が動画専用とハッキリしてるところがいいね。
『リアルプレイヤー』といえばWindowsパソコンを使用している人なら1度くらいは耳にしたことがあったり、とてもお世話になったという人も大勢いるでしょう。
『リアルプレイヤー クラウド』は、「いつでも」「どこでも」「どんなデバイスでも」クラウドストレージ上に保管してある動画を視聴できる、動画プレイヤーアプリです。
クラウドストレージって何? って人はこちらの記事もチェックです。
「動画専用」がリアルプレイヤー クラウドの特徴
クラウドストレージについて予習はバッチリですか? これから学習したい方、もしくは復習したい方は下記の記事をどうぞ。
結局のところ、Dropboxでもその他のクラウドストレージでも、動画は保存できます。だけど、他のクラウドストレージと違って『リアルプレイヤー クラウド』は動画専用ってところがポイント。目的がハッキリしているのでシンプルです。
無料アカウントを作成してサッと2GB+αの容量を確保!
まずはアカウントの登録から。パソコンからでもスマートフォンアプリからでもOKです。僕はパソコンのブラウザからアカウントを作成しました。メールアドレスまたはFacebookアカウントで作成できます。アカウントを作成すると、すぐに2GBの容量を確保できます。
無料版だとたった2GBか~と思ってしまいがちですが、あれよあれよと保存容量を増やしていくことができます。最初の動画をアップロードで+250MB、最初の動画の共有で+250MB、スマートフォンなどのアプリからの初回ログインで+250MB。これだけで2GBから2.75GBに増えます。
複数のスマートフォンやタブレットを持っていれば、その分+250MB増えていくので、複数台持ちならやっておきましょう。さらに、紹介した友だちがアカウントを作成してくれるごとに1GB増えていきます。家族や友だちが多いと一気に増やせそうですね。
メニュー項目が大きくて使いやすい
スマホ初心者に特に優しいと思ったのがパッと見たときのボタンの大きさ。ボタンに簡単な説明もついているので、それぞれの機能にアクセスしやすいというのもいいですね。
クラウドストレージ系アプリの場合、クラウド上に保存しているファイルのみが表示されるというのが普通ですが、『リアルプレイヤー クラウド』の場合は、スマートフォン内に保存している動画も同列に表示してくれるという利点があります。
動画の右隅にそれぞれアイコンが表示されているので、クラウド上の動画なのか端末内の動画なのかも見分けやすい。
右方向にスワイプすると、メニューや残容量の確認などができます。コレクションとはフォルダ分けのようなもので、「お気に入り」「旅行」といった具合に分けて動画を管理することが可能です。ビデオアイコンからすぐに動画撮影を開始→クラウドにアップロードということもできます。
設定では動画再生時の画質の変更も可能です。LTEのときは低画質、Wi-Fiのときは高画質でといった使い分けもできるようになれば快適さがさらに増しますよ。
動画リストの長押しで複数の動画をクラウドにアップロードしたり、動画視聴中に共有するということも可能です。
『リアルプレイヤー クラウド』内の動画の共有は友だちがアカウントを持っていなくても大丈夫。リンクから共有された動画のみが視聴できます。ただし、15分を超える動画の場合は注意。アップロード・視聴は可能ですが、共有はできません。しかし、気になる点がそれくらいといえるほど充実度の高いサービスです。
GWは動画を見る機会も撮る機会も増える時季。このサービスを覚えておくとさまざまな場面で役立つでしょう。
使用端末:AQUOS PHONE ZETA SH-02E
OS:4.1.2
発売元:RealNetworks, Inc.
更新日:2014年4月14日
価格:無料
対応機種:Android 4.0以上/iOS 6.0以降/Windows 8.1
(空閑叉京)