アップル教育アプリ『iTunes U』をもうちょっと使いこなすためのコツ【初心者講座】
ランドセルの教科書やノートを整理する感覚。
世界中の学校の講義を聴講できるアップル謹製アプリ『iTunes U』、初めての方でもすぐスタートできる簡単レクチャーを先日お届けしましたが、今回はより一歩踏み込んで「ちょっと便利な使いこなし術」や「教材（コース）のデータ管理」をご紹介していきたいと思います。
毎日学校に持っていったカバンのように、毎日の整理整頓が大切ですよ！
オーディオや動画は再生速度を調整できる
上の画像、左がオーディオブック（音声のみの講義）、右が動画の教材です。どちらも画面右下に四角で囲まれた再生速度表示があるのに注目です。ここをタッチするたびに『1X（標準）』から1.5倍速、2倍速、0.5倍速のスロー再生の順で切り替わります。
語学の勉強ならスロー再生が便利ですし、多忙な人なら短時間でドンドン講義を聞ける倍速再生のメリットもご理解いただけるはず。さらに15秒単位での早送り／巻き戻しも可能です。
ダウンロード／ストリーミングに両対応
動画などの教材データは、iPhoneの空き容量を圧迫しないストリーミング再生、ネット接続がなくても再生できるダウンロードの両方に対応。
ネット接続がある場合、講義タイトルをタッチすればストリーミングで再生が始まります。端末にデータをダウンロードしておきたいときにはクラウド（雲）のマークをタッチしてダウンロードしましょう。ダウンロードしながらでも並行して再生できますよ。
コースや教材を削除するには
基本的にほぼどのコースも無料なので、ついついダウンロードしまくってしまいがち。ライブラリがゴチャゴチャになってしまう前に、教材やコースのデータを削除する方法を覚えておきましょう。
動画などの教材を単体で削除する
1ファイル毎に細かく削除していく際には、それぞれの教材タイトル右の『i』マークから詳細情報へ。ここのゴミ箱アイコンで削除可能。また、ここでは観終わったファイルかどうかを『完了／未完了』で判断できますよ。
コース全体を一括削除する
コース全体を丸ごと削除するのは、ライブラリ（本棚）の画面から行います。
ライブラリ画面左上の『編集』を選択し、削除したいコースを選んだら右上の『削除』です。
細かい機能はあまり気にしなくてもOK
iTunes Uには、しっかり学習の成果をあげるために他にもたくさんの機能があります。例えばアプリ内でメモを取ったり課題をチェックしたり。
また一部のコンテンツでは、有料／無料の外部アプリを併用することが前提になっているものもあります。
しかし、そうした細かいことは学んでいるうちに後からついてくるもの。まずは気に入った学習コースを見つけて通して視聴することから始めてみませんか。レッツ、iPhoneで生涯学習！
iTunes Uのダウンロード [App Store]
（ワタナベダイスケ）