TABROIDでは過去2回にわたって、アップルのオンライン学習サービス『iTUnes U』の使い方をご紹介してきましたが、「使い方はわかったけど自分に合ったコース(教材セット)をなかなか見つけられない」「何から始めたらいいの?」とお悩みの方もいるかもしれません。
そこで今回は、タイプ別おすすめカリキュラムとして、iTunes U入門にぴったりなコースを厳選して次の3タイプにまとめてみました。
・アップルファンならこの講座から
・とにかく日本語でためになる話が聴きたい
・一番人気のある講座から始めたい
関連記事: iTunes Uの使い方についてはコチラをどうぞ
・世界中の授業が手のひらに。『iTunes U』の使い方を簡単レクチャーします【iTunes U 入学案内】
・アップル教育アプリ『iTunes U』をもうちょっと使いこなすためのコツ【初心者講座】
アップルファンならこの講座から
Vintage Mac Video(iTunesで見るにはコチラ)
伝説となったスーパーボウルでのCM『1984』から、アップル歴代テレビCMやスティーブ・ジョブズらのコメントや製品発表の様子を収めたビデオなど、動画を中心に構成されたコース。動画の量が非常に多いため、これを全部観るのは熱心なファンでもかなり大変なはず。見応えアリです。
これが好きな人なら、ジョブズのスピーチが聴けるオーディオブック『Steve Jobs Academy of Achievement』(iTunesで見るにはコチラ)も一聴の価値がありそうです。
とにかく日本語でためになる話が聴きたい
佐藤可士和「アートディレクターの新領域」(iTunesで見るにはコチラ)
有名アートディレクター佐藤可士和氏の多摩美術大学での特別講義を収めたビデオ動画集。実際に携わったプロジェクトを基にした講義内容は、多くのビジネス分野に応用できるものかもしれませんよ。TABROID的には氏が関わった携帯電話『NTT DoCoMo N702iD』の話題に注目です。
日本の著名人が語る講義としてもうひとつおすすめが、『羽生善治三冠 特別講演「格言から学ぶ将棋」』(iTunesで見るにはコチラ)。格言と将棋を題材に知性と感性を磨こう、という切り口が面白いですね。
一番人気のある講座から始めたい
マイケル・サンデル「ハーバード白熱教室 in JAPAN」(iTunesで見るにはコチラ)
現在のランキングでトップに君臨するのは、ハーバード大マイケル・サンデル教授が東京大学で3時間以上にわたって語った「ハーバード白熱教室 in JAPAN」です。もちろん講義を完全収録。日本語字幕がついているので英語が苦手な人でも安心して視聴できます。
なおランキング2位は、関西大学の『ビジネス英語Before→After』(iTunesで見るにはコチラ)です。海外のコンテンツが多いiTunes Uにあって、英語学習の講座があるのは嬉しい限り。ちなみにランキングでは、先に紹介した「格言から学ぶ将棋」が続いて3位につけていますよ。
今回紹介したものだけでも、通して視聴すると何日もかかるんじゃないかというボリュームがあります。でもこれらはiTunes Uにたくさんある講座のほんの一角にすぎません。お金をかけずに一流を学べる、すごい時代になりましたね。
- iTunes U - いつでも、どこでも、なんでも学ぼう [Apple]
(ワタナベダイスケ)