Googleカーより未来なクルマ。『ナイトライダー』レプリカが日本で発売
ターボブーストはできません。
クルマは男が永遠に憧れるアイテムのひとつです。それがあの名作海外ドラマ『ナイトライダー』に登場した『ナイト2000』だとしたら、憧れゲージも最高潮に高まりますよね。デビッド・ハッセルホフ演じるマイケル・ナイトとのコンビに胸躍った男性も多いのではないでしょうか。
そんな夢のクルマ、ナイト2000のものすごく再現度の高いレプリカが、今月より販売開始されましたよ。お値段はガソリン車仕様で880万円、電気自動車（EV）が1219万円。株式会社デロリアン・モーター・カンパニーによる、完全受注生産です。
動画： My Knight Rider K.I.T.T. replica - www.myKITT.de（YouTube）
公式動画からのシーンをいくつか抜粋して、その仕上がりをチェックしてみましょう。
1980年代の放送当時には未来感をビンビン感じた、デジタルでグラスコクピット調のダッシュボード、そしてハンドル周りなどのインテリアはかなり忠実な再現度。
車載された人工知能『K.I.T.T』が話すときのインジケーターもリアル。ですが、販売元のWebサイトを見ても装備品にK.I.T.Tが含まれている様子はないので、これはおそらく見た目だけ楽しむギミックかと。
こうしたスイッチ類がゴチャゴチャ付いていてこそのナイト2000。ルーフトップ仕様となっていますが、屋根を吹っ飛ばす脱出シートはたぶん装備されてないはず。きっと。
残念ながら「スーパー追跡モード（最高時速約720km）」への変形機能は備えていない模様。それでも、特徴的なボンネットの赤く光るライトや真っ黒なボディは劇中さながらで何十年経ってもカッコイイ！
これだけ見事なレプリカがあるのですから、ナイト財団...じゃなかったグーグルには、ぜひ自動運転カーのシステムをこの車体に組み込んでほしいものです。あ、でも音声アシスタントとしてのK.I.T.Tの部分はアップルの車載Siriを男性音声にしたほうが雰囲気でるのかな。
いずれにしても夢が広がる一台ですね。皆さんも一千万円ほどお金を貯めて、陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代に蘇る正義の騎士になってみてはいかがでしょう。
Knight2000GS [株式会社デロリアン・モーター・カンパニー]
（ワタナベダイスケ）