7月14日、グーグルがノートPC「Chromebook(クロームブック)」と「Chrome管理コンソール」の日本での提供を開始しました。なお、日本では現在のところ企業や教育機関向けに限定されており、個人向けの販売は予定されていません。
海外では着実にビジネス環境でシェアを伸ばしており、日本の企業内でも今後一気に広まる可能性を秘めている「Chromebook」。TABROIDでもこれまでにたびたびこの商品の話題をお伝えしてきました。
今回はあらためて過去の記事を振り返りながら、「Chromebook」がどういった端末なのかご説明しようと思います。
クロームブックとはどんなパソコンなのか
TABROIDでは昨年の10月に最初の情報をお伝えしました。そのときの記事がこちら。
http://www.tabroid.jp/news/2013/10/chromebook-jp-page.html
また、今年の1月には、続報とともに詳細な解説記事もお届けしました。
主な特徴を抜粋すると下記のようになります。
・軽量で安価。リリースされている製品のほとんどが1kg台のモデル。価格は米国では300ドル(約3万円)以下
・起動が早いのが特徴で、電源を入れて10~15秒程度で使える
・常時ネット接続が前提。独自の『クロームOS(Google Chrome OS)』で動作する。Androidではない
・データやアプリはGoogleのサーバに保存。Googleアカウントでログインすれば、どのクロームブックからでもすぐに自分の作業環境を使うことができる
スマホ・タブレットと、PCの中間という表現がぴったりの端末です。タブレットよりは文章が打ちやすい反面、オフィスソフトをガンガン使いこなす人にとっては、従来のパソコンと比較して物足りなく感じるかもしれません。
「Chromebook」は今後、東芝やHPなど各社から順次端末が発売される見込みです。早ければ今年中に、あなたの職場のパソコンが「ChromeBook」に替わっているかもしれませんね。
企業や教育機関で Chromebook をご利用いただけるようになります。[Google エンタープライズ公式ブログ]
(TABROID編集部)