読者の皆さんの中で、パソコンを家族で共用しているという方は、少なくないかと思います。そんな状況で、ブラウザであまり家族に知られたくない内容を検索したりしていませんでしょうか。
ブラウザは賢いものでして、検索した言葉や見たサイトなどを、ある程度の期間記憶しています。そして、この記憶した内容は、自由に見ることができるのです。
もしかすると、あなたが見たサイトや、検索した言葉はすべて家族に筒抜けになっているかもしれません。何も言われないのは、優しさからかも...。
しかし、ご安心ください。ブラウザには、見たサイトや検索したワードなどを一切記憶しない、「シークレットモード」というものがあります。これさえあれば、あなたがブラウザ上で何を見ていたのかはバレなくなりますよ。
ブラウザによって使い方が違いますので、ここでは『IE』(Internet Explorer)と『Google Chrome』での使い方をご紹介いたしましょう。
IE(Internet Explorer)の場合
「ツール」にある「InPrivateブラウズ」を選択します。
または、キーボードの「Ctrl、Shift、P」を同時押しでもOK。新しくウィンドウが表示されますので、そちらを使えば履歴などが一切残りません。
Google Chromeの場合
右上のメニューボタンから、「シークレットウィンドウを開く」を選択します。
または、キーボードで「Ctrl、Shift、N」を同時押しでもOK。IE同様新しくウィンドウが表示されますので、そちらを使えば履歴などが一切残りません。
こんな時にシークレットモード
さて、何も心配することなく使える便利なシークレットモードですが、時にやましいサイトを見るとき以外にも活躍してくれます。たとえば、家族へのプレゼントの購入に、Amazonなどの通販サイトを利用するとき。
Amazonでは、トップページに最近チェックした商品や、その関連商品が表示されるようになっています。そのため、普通に商品のページを開くと、何を調べたか家族に丸見えなのです。
プレゼントの中身が先にバレていたら、盛り上がりに欠けてしまいますよね。そこで、履歴の残らないシークレットモードを使えば、相手を驚かせることができるはずです。
兄弟サイトのライフハッカーでは、それ以外にもシークレットモードの便利な使い方を紹介していました。ぜひ、合わせてご覧ください。
また、シークレットモードは、スマホでも利用できます。こちらも、合わせてご覧ください。
http://www.tabroid.jp/news/2013/02/chrome-secret-mode.html
以上、シークレットモードの使い方でした。あたなの尊厳やプライバシーを守るためにも、ぜひ有効に活用してください。
(コンタケ)