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いまさら使わないわけにも...。

海外のセキュリティ研究者が、USB接続に根本的なセキュリティ上の欠陥を発見しました。海外のIT情報サイトWIREDの記事によります。

USB(ユニバーサル・シリアル・バス)とは、本記事冒頭画像のようなパソコン・スマホと周辺機器を接続するための接続規格。マウスやキーボードの接続、充電などさまざまな用途で使われています。

今回このUSBに見つかった欠陥は深刻で、接続するだけでパソコンを完全に乗っ取ることができてしまうというものです。しかも、USBの設計そのものに問題があり、基本的にチェックのしようがありません。
 


また、キーボードやマウスといった、シンプルな機器をつないだだけでパソコンを乗っ取ることができてしまうということです。さらに、パソコンから周辺機器を乗っ取ることも、周辺機器からパソコンを乗っ取ることも、双方向でできてしまいました。


根本的な対策はナシ

この欠陥について、今のところ根本的な対策はありません。USB規格自体の変更を、待つしかなさそうです。

私達にできることは、信頼できる企業が作った機器以外は接続しないことです。また、双方向での乗っ取りができてしまいますので、機器を信頼できるパソコン以外に接続しないことも重要となります。

USBを使う際は、少し考えてからにすることが重要になってきそうですね。


何気なく使っていたUSBが、こんなことになってしまうとは思いませんでした。一刻も早く、安心して使えるようになって欲しいものです。


Why the Security of USB Is Fundamentally Broken[WIRED via ギズモード]
Pic[Wikipedia]

(コンタケ)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/08/usb-security-broken.html