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スマホで撮影した写真を、ブログやSNS上に気軽にアップしているという人も多いのではないだろうか。SNSなどに投稿すれば、一度で多くの友人に共有することができて便利だが、この行為にはリスクもある。
写真の位置情報で「自宅バレ」
実は、スマホで撮影した写真には、Exifという情報が添付されている。Exif には撮影場所の位置情報も含まれており、Exif解析ソフトを使えば撮影場所が特定できてしまうのだ。
自宅などで撮影した写真を公開してしまうと、自宅の場所が筒抜けになってしまうことになる。実際、それによって自宅を特定されて、ストーカー被害などに遭った人もいるので注意が必要だ。
位置情報は「オフ」が基本
設定は、iPhoneの場合、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」をオフにすればOK。その他、各アプリごとに位置情報サービスをオフにすることもできる。各SNSやカメラアプリなど、アプリ単位でオフにしておこう。
Androidの場合は、「ユーザー設定」→「位置情報アクセス」をタップし、GPS機能のチェックをはずしておこう。
映り込んでいるものから特定されるケースも...
位置情報はオフしてあっても、自宅の窓から撮影した写真などの公開には注意が必要だ。ランドマークなどが映っている場合、距離や角度などからやはり自宅の場所が特定できてしまう。住宅街しか映っていない場合でも、土地勘のある人になら筒抜けになる可能性がある。
写真には思った以上に様々な情報が含まれている。公開範囲は友達限定にするなど、取り扱いにはくれぐれも注意したいところだ。
(高橋暁子)
RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/08/0817takahashi.html