新しい価値観、なのでしょうか。
スマホなどを使って自分の顔を撮影する「自撮り」のために、顔の整形をする人が増えています。海外の整形外科専門団体Facial Plastic Surgery & Reconstructive Surgery Academyがレポートしています。
整形外科医2,700人を対象とした調査を実施したところ、3人に1人の割合で「SNSに載せる自撮り写真の写りを良くしたい」という要望があったと回答しました。2013年時点では2012年と比べ、鼻の手術が10%、毛髪の移植が7%、まぶたの手術が6%の増加という結果に。
整形手術を受けた人の男女比は、女性8:男性2となっており、女性が大多数となっています。やはり、女性の方が何かと気にしてしまうものなのですね。
また、整形の動機が「SNSの自撮り写真」というものだけに、30歳未満の若い人が整形をするケースが増加してきています。SNSが生活に与えている影響の大きさは、想像以上ということなのでしょうか。
お安く解決
しかし、自撮り写真をきれいにするために整形というのは、やはりやり過ぎな感じが否めません。整形手術には相応のコストがかかります。
そこで、せっかくスマホを使って自撮りをしているのですから、アプリを使って解決してみてはいかがでしょうか。世の中には、写真を美しくしてくれる「自撮りアプリ」というものがあります。
・詐欺って言われてもいいです。最強に可愛く撮れる「女神カメラ」。
・男性諸君すみませんね! この世で一番素敵な詐欺「プリクラ詐欺」が、スマホで簡単に出来ちゃった『ロピカ』
これらのアプリを使って目一杯加工すれば、高額なお金も時間もかかりません。何より、自撮りのためだけに整形するぐらいなら、写真の方を加工するほうがよほど平和だと思います。
確かに自撮り写真の写りは気になるものですが、なんでも気にし過ぎはよくないものだと思いました。
Selfie Trend Increases Demand for Facial Plastic Surgery[Facial Plastic Surgery & Reconstructive Surgery Academy via 美レンジャー]
Photo by Thinkstock/Getty Images