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今日から子供が読書家に! 青空文庫を『LINE』風にするサイト
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今日から子供が読書家に! 青空文庫を『LINE』風にするサイト

2014-09-11 12:00
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    これまでの電子書籍を超える、新時代読書が誕生。

    子供が本を読まないとお嘆きのお父さんお母さん、こんにちは。子供って動画やゲームは好きでも、なかなか本は読んでくれませんよね。

    今日はそんな読書嫌いな子供でも、すいすい読んでくれるようになりそうな、すばらしいサイトをご紹介いたしましょう。それがこちらの、『文豪メッセンジャーです。

    本サイトは、青空文庫の文章を『LINE』風に表示するというものです。普段から使っているアプリのように表示することで、読みやすくしようという試みですね。

    本当に読みやすく感じるのか、実際に使って試してみました。
     

    文豪を現世に召喚

    『文豪メッセンジャー』のサイトに接続すると、初期設定として、太宰治の「走れメロス」が始まります。まずは、本作品から見てみるのがよいでしょう。

    本を選択すると、最初に文豪(作品の著者)がトークに参加してくるところから始まります。


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    画面下にある「トーク」ボタンを押してみましょう。話が進みます。


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    ご覧のとおり、まるで著者と会話をしているかのように読み進められるというわけですね。また、話の途中でスタンプが入ることもあります。


    140909_linelibrary_03.jpg

    話の最後まで行くと、文豪がトークから退出して終わりです。


    140909_linelibrary_04.jpg

    これは面白い。ふだんは本を読まないお子様でも、楽しく読み進められそうではありませんか。

    まるで一から手動で作っているように見えますが、「」内は会話に、それ以外は通知文章として表示、と機械的に変換しているとのことです。スタンプも、

    タイトル名で画像検索した最大100件の画像リストからランダムでスタンプとして表示する(1メッセージ毎に5%の確率で表示)

    となっており、話の展開に沿ったスタンプが出てくるというわけではありません。たまに全然関係のないスタンプが出てくるので笑えます。

    しかし、それでもこれは面白い。実は筆者も本は読まない方なのですが、これはスイスイ読み進めることができました。


    他の本を読む

    『走れメロス』以外の本を読む場合は、画面左上にある本のボタンを押しましょう。下にオススメの作品が出ていますし、それ以外の作品も青空文庫のサイト(こちらからどうぞ)にて、作品ページにある「いますぐXHTML版で読む」のページのURLを読みこませればOKです。


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    ただし、会話文のない(または極めて少ない)作品の場合は、ちょっと悲しいことになります。残念。


    子供はもちろん、読書が苦手な大人でも有効に活用できそうですね。読書という何百年と変わらない文化に大きな変化を与えてくれる、素晴らしいアイディアだと思いました。


    文豪メッセンジャー[via アットトリップ]

     

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/09/bungo-messenger.html
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