新しいもの好きな人は、さっそく予約したiPhone 6シリーズの発売開始が待ち遠しい一週間になりますね。2サイズの新機種とも、パッと見てハッキリわかるのは画面サイズが大きくなったということ。
ところで、画面サイズ以上に、画面表示のキレイさを左右するのが「解像度」なんですよ。今朝はそんな解像度についてビギナー向けに解説していきましょう。やっぱりキメが細かいほうがキレイに見えるんです!
「キメ細かさ」は、1インチあたりの画素数
どんなに画面が大きくなっても、そこに映っている画像が「ぼやっと」してたらガッカリですよね。そこで気にしたいのが「画面解像度」です。
スマホやタブレット、パソコンなどの画面に映し出される画像は、「画素=ピクセル(あるいはドット)」と呼ばれる小さな点の集合で描かれています。この画素が小さくたくさんあるほど、画像がよりキメ細かく詳細に描かれるということになります。
画面の解像度は、1インチ(2.54cm)あたりのピクセルの数で表され、dpi(ドット・パー・インチ)やppi(ピクセル・パー・インチ)という単位で表現されます。つまり1インチあたりの画素が多いほど詳細な画像を得られるというわけですね。
iPhone 5 と iPhone 6 で解像度は変わったの?
さて、画面の大きさが注目されているiPhone 6シリーズですが、特にiPhone 6 Plusでは、解像度も従来のiPhoneより高くなったディスプレイを搭載しているとされています。解像度の違いを数字で見ると下の通り。
iPhone 4 = 3.5インチ画面/960×640ピクセル(326ppi)
iPhone 5 = 4インチ画面/1136×640ピクセル(326ppi)
iPhone 6 = 4.7インチ画面/1334×750ピクセル(326ppi)
iPhone 6 Plus = 5.5インチ画面/1920×1080ピクセル(401ppi)
昔は「とうてい紙にはかなわない」と言われていたデジタル機器の画質も、解像度の面では印刷物に追いついてきた印象です。電子書籍コンテンツの普及が進んできたのも、こうした技術の進歩が大きく関与していそうですね。
それでは皆さん、今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
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