ビジネスマンにとって、増え続ける名刺の管理は悩みのタネ。スマホアプリをはじめデジタルで管理する方法はたくさんありますね。auスマートパスのユーザーなら、スマホカメラで撮影して文字読み込み(OCR)までやってくれるウェブサービス『Bizcaroid Web for auスマパス』も魅力的な選択肢です。
アプリ不要、AndroidとiPhoneのどちらでも同じサービスが使えて、もちろん料金はauスマートパスの月額利用料だけでOK。Gmail(グーグル)のアドレス帳や連絡先とも連動してくれます(利用にはグーグルアカウントへのログインが必要)。
『Bizcaroid』の機能は大きく2つ。スマホのカメラで名刺を撮影して読み込む「名刺認識」と、そのデータを保存・管理する「名刺入れ」です。
読み込む名刺は縦・横どちらでも大丈夫。Bizcaroidからカメラを起動して撮影できるのに加えて、あらかじめ撮影しておいた画像を読み込むこともできます。電波がない状況でも、名刺を撮影だけしておいて後で取り込めるのは、地味ですが便利機能ですね。
日本語と英語の読み込みに対応し、画像から文字をテキストデータに抽出する精度が高いのもうれしいところ。今回はシンプルな名刺で試したこともあって、誤検出がまったくない状態で読み込むことができました。
誤検出があった場合や、修正・追加が必要な際には読み込みデータを直接編集できます。なお「名前」と「会社名」は名刺入れに登録するのに必須の項目となっていて、不備があったときには追加入力が必要ですので要注意。
「名刺入れ」では、五十音順や文字入力での検索に対応し、登録数が多くなっても見つけやすくなっています。
また、FacebookやLinkedInに連携できたり、住所から地図を表示したりといった機能も備えていますよ。
読み込んだデータはネット上に保存されるので、ビジネスの連絡先をスマホ端末の中には保存しておきたくない...という人にもピッタリ。名刺管理の第一歩としていかがでしょうか。