本日、ついにiPhone 6が発売されましたが、日本でのiPhone 6発売でなぜか中国が盛り上がっています。朝日新聞が伝えていました。
一体なぜ? と思いますが、これには2つの理由があります。簡単にご紹介いたしましょう。
理由1:中国では発売未定
まず一つ目の理由として、中国ではまだiPhone 6が発売される予定がないということが挙げられます。そのため、いち早く手に入れようと、日本から購入する人が多数いるわけですね。
日本は米国と同日にiPhone 6が発売される国の1つであり、世界で最も早く発売される国のひとつ、ということになります。iPhone 6は、世界全国で同時に発売されるわけではないのです。
これはiPhone 6に限ったことではなく、過去のほとんどのiPhoneシリーズでも同様でした。日本はiPhoneシリーズの市場として、優先してもらえているのです。
理由2:日本は世界で最も安い
もう一つの理由が意外でして、日本は世界で一番iPhone 6が安く買えます。一番安いモデルを為替レートで人民元換算すると3,917元(約7万円)となり、これよりも安い国はありませんでした。
これは、ここ最近で急激に円安が進んだことが、原因のようです。日本の円安が、意外なところで歓迎されていました。
「代理購入」が盛んに
日本で安く、それもすぐに買えることが判明してから、中国では代理購入がブームになっています。日本にいる人に購入してもらい、中国に送ってもらうという方式です。
専門の業者も現れ、もはや1つのビジネスと化しているようですよ。いやぁ、商魂たくましい。
こんな方法を使ってでも手に入れようとする人がたくさん現れる辺り、iPhoneシリーズの人気は世界共通なんですね。なんとも、罪作りなスマホだと思いました。
最新のガジェットをいち早く手に入れることは、ガジェットファンの中では1つのステータスにもなります。海外で先行発売されるとなってもあきらめない姿勢は、ちょっと感心しました。
兄弟サイトのギズモードでは深夜からアップルストアに並んでいたようですが、この行列の中にも代理購入の人が混じっていたのかもしれません。日本人からすると少し面倒なところですが、仕方のないことなのでしょうね。
iPhone6、世界最安は日本? 中国で代理購入流行[朝日新聞]
Pic[Wikipedia]
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