iPhone 6が発表されてから、現行機であるiPhone 5sの安売りが各社で繰り広げられています。しかしそんな中、一部の携帯ショップ・代理店にて、パケットが従量課金になるプランへの加入を割り引きの条件とするケースがあるようです。
現在、各社のおもなLTE定額プランは、1ヶ月に7GB(ギガバイト)の通信をすると速度が制限されますが、データ通信料は定額です。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
読者の皆さんも、このプランに加入しているという方が大半かと思います。
とはいえ、中には月間7ギガでは足りないという方も、いるかもしれません。各キャリアではそういったヘビーユーザーのために、7GB以上通信しても速度が制限されないプランを用意しています。
ただし、これらのプランは月額料金が高いのではなく、7ギガを超えた時点で従量課金になるしくみです。つまり、大量のデータ通信を続けると、そのぶん通信料が天井知らずで増えていくのです。
なお、各キャリアの従量課金となるプランの名称は、以下のとおり。
ドコモ:スピードモード
au:オートチャージ
ソフトバンク:快適モード
これらのプランへの加入が割引の条件となっている場合は、要注意です。なお、従量課金の額は全キャリア共通で、7GBになる通信以降、1GBにつき1,000円となっています。
普通に使っていれば、月間で7GBはなかなか届きませんが、LTE通信でYouTubeなどの動画サービスを使用していると頻度によってはあっという間に到達します。そのまま気づかず通信を続けていると、数万~10万円を超えるデータを通信される可能性も。
もし、さまざまなオプションへの加入を条件に格安でスマホの契約をした方がいましたら、一度加入したオプション・契約について見なおしてみることをお勧めいたします。これらのプランに、いつの間にか加入しているかもしれませんよ。
どんなモノでも、安さには理由があります。格安のスマホ販売は魅力的ですが、ご注意ください。
[via バザップ!]