殿方のFacebook投稿で、女性にも好感度が高いのが「家族を大切にしています」系のもの。家族旅行や家族サービス、家事のお手伝いエピソードなど、微笑ましく読むことができるものが多いのですが、ときどきその「書き方」にイラッとくることがあります。
「今日はおふろ掃除をがんばった! 妻にほめられた!」というのはOKなのですが、同じ状況をあえて散文チックに書く人がいて、ちょっとトホホな気分になるのです。
たとえば「ふと水回りが気になってしまって、気がつけば数時間歯ブラシ片手にゴシゴシ。日が暮れてることも忘れて没頭してしまった。すると妻が『今日はありがとう』と夕食時にぽつり。奥さん孝行のつもりでやったわけではなかったけど、妻の笑顔を見れたから、ま、いいか」みたいな...。
その投稿にぶらさがっているコメントみると、案の定「奥さま思いの旦那様ですね」「夫に○○さんの爪の垢をせんじて飲ませたいです」など、妻孝行を絶賛するものがずらずら...。
「みんなに自慢したい、褒められたい、でもストレートに書くよりか謙遜して書いてみた」というこんな投稿は賛否両論あって、「かえって鼻につく...」と思う女性陣も結構の割合でいるのです。
文章だけではありません。写真に写り込む「さりげない自慢」にもイラッとされていることも多いので要注意。たとえば「今日は結婚記念日。久しぶりにカミさんと外食デート!」という投稿だったとします。
この文章自体はストレートな印象なので好感度は高いです。しかし、一緒にアップされている写真を見ると...やはり写り込んでいるティファニーなどの高級ブランドの箱! 写真のメインはあくまでレストランの料理やワインのように見せかけて、実は「もっともチェックしてもらいたい」のは、テーブルの隅に写り込んでいるティファニーブルーの箱だったりします。
親切な人は「わ〜、ティファニーのプレゼントなんてうらやましい。私の夫にも○○さんの爪の垢(以下略)」というようなコメントを書き込んでくれると思いますが、基本的にこんな投稿は性別問わず「イラッ」とされてしまいます。
ではどうしたらよいかというと、これもまたストレートに「指輪をプレゼントしたら喜んでくれた!」など素直に書き込む方が無難。自慢投稿って、案外気を使うものなのです。