丸わかり。キャリアメールまとめました
みなさん、おは用語！
SNSのメッセージや、LINEの人気で影が薄くなってきた感のある電子メールですが、まだまだネットでの連絡手段の中心であることには変わりありませんよね。特に日本では、ドコモのiモードを皮切りに比較的早くから携帯電話での電子メールが普及した経緯があります。初めて使ったメールがPCではなく携帯電話だった、という人も多いのではないでしょうか。
今朝のおは用語では、そんな各キャリアの提供するメールサービス『キャリアメール』をまとめてみました。
NTTドコモ（iモード、spモード、ドコモメール）
ドコモでは複数のキャリアメールサービスを提供していますが、それぞれの特徴は「ガラケーで使えるiモードメール」「スマホで使えるspモードメール」「クラウド化されて複数の機器で使えるようになったドコモメール」と思っておけば良いでしょう。
KDDI・沖縄セルラー電話＝ au（EZweb）
auでは「EZweb（イージーウェブ）」ブランドでのメールサービスを提供しています。本来、「EZweb」はガラケーでのインターネット接続サービスを指し、スマホではIS NETコース（3G）またはLTE NETコース（LTE）を利用しますが、メールアドレスのドメイン名は同じezweb.ne.jpを用いています。詳しくはauのEメールのページを参照してくださいね。
ソフトバンクモバイル（S!メール）
ソフトバンクのS!メールは、携帯電話向けメッセージの国際標準『MMS（マルチメディアメッセージングサービス）』の仕組みが採用されていますが、利用者側ではあまり意識せずに使っても問題ありません。また、国内で初めてiPhoneを提供したキャリアという経緯もあり、iPhone専用メールアドレス「i.softbank.ne.jp」も用意されています。
なお、買収による企業体制の変更が何度かあったため、J-PHONE時代やボーダフォン時代のドメイン名を持つアドレスが混在しているのもソフトバンクのメールの特徴。下に一覧でまとめておきますね。
・J-PHONE（ジェイフォン）時代＝ @jp-◯.ne.jp
・ボーダフォン時代＝ @◯.vodafone.ne.jp
・iPhone専用アドレス＝ @i.softbank.ne.jp
ワイモバイル（Y!mobileメール、MMS）
ワイモバイルでは通常の電子メール（Y!mobileメール）に加えてMMSを提供しており、それぞれドメイン名が異なります。また、イー・モバイルとPHSのウィルコムが合併したキャリアであることから、ソフトバンク同様に旧キャリア時代のドメインが残っていたり特定機種（STREAM S 302HW）のみで使われる専用ドメインがあるなど、ぶっちゃけかなりややこしい構成になっていたりします。こちらも一覧にまとめておきましょう。
・MMS＝ @ymobile.ne.jp
・旧ウィルコム＝ @pdx.ne.jp、@◯◯.pdx.ne.jp、@willcom.com
・旧イー・モバイル＝ @emnet.ne.jp、@emobile.ne.jp
・STREAM S専用アドレス＝ @ymobile1.ne.jp
番号持ち運び制度のMNPがあるおかげで、携帯電話、PHSを問わずキャリア乗り換え時に電話番号を変更しなくても済むようになりましたが、キャリアメールはどうしても変更する必要が生じます。頻繁にキャリアを乗り換えるという人は、普段からGmailなど他のメールサービスを利用するようにするといった工夫が必要ですね。
それでは皆さん、今日も一日、スマートに！ いってらっしゃい！
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