怪しいものではない...と、思いたい。
「Tsu」(こちらからどうぞ)は、登録したユーザーが稼げるという一風変わったSNS。登録するためには、すでに使用中のユーザーから招待コードを受け取る必要があります。
SNSサービスがタダで使えるどころか、ついにユーザーに還元! 友達と連絡を取り合うだけでお金がもらえるなんて、これはまさに夢のサービスだ!
...と、思って本サービスを紹介していたベンチャー紹介サイト、テッカブルの「Tsu」紹介記事を読んでいたところ、以下のように書かれていました。
広告収入に繋がるコンテンツを投稿したユーザーがもちろん1番多くの収益を得るのだが、そのユーザーを招待したユーザー、さらにはその上のユーザーも収益の一部を得る事ができるのだ。家系図をイメージすると少しはわかりやすかいもしれないが、要は自分が直接招待した子どもユーザーや、その子どもが招待した孫ユーザーが収益をあげると、自分自身もわずかながら恩恵を受けることが可能な仕組みである。
こ、これは、どことなくマルチ商法に似ているような...。家系図式になっていて、親の方ほどもうかるという仕組みは、まさにそのものです。
とはいえ、本物のマルチ商法と違い、初期投資は必要ないようです。金銭的な損害を受けることは、おそらくなさそうな感じ?
うーん、これはどうなのでしょうか。
違法な商法と仕組みが酷似しているため、どうにも悪いイメージが先行してしまいます。そんなにおいしいだけの話があるとは思えませんが、何か危険性があるのかと言われると、そういう感じにも見えません。
登録だけしてみた
というわけで、実際にどんな感じなのか皆さんにお伝えするべく、「Tsu」に登録するだけしてみました。怖いので、本当に登録だけです。
自分の名前やメールアドレスを入力してアカウントを作成したら、アイコン写真や最初にフォローするユーザーを選択(私はスキップしました)。初期設定が終わると、以下の様なトップページが現れます。
中央にタイムライン、左側にいろんな機能と、基本的な部分はフェイスブックと似ている感じ。特徴的なのが、左下の「ユーザー招待機能」です。
他のユーザーが、ここに書かれたアドレスを使って本サービスに登録することで、自分に報酬が入ってくるという仕組みのようです。アドレスをメールで送信する機能もありました。
最後に、手に入れた報酬と、換金のための画面。入力した住所に贈られてくるようです。
どのような形で送られてくるのかは、よくわかりませんでした。現金か、小切手のどちらかかと思われます。
少し触ってみた感じだと、換金できる点以外は普通のSNSという印象でした。筆者はこれ以上使うつもりはありませんが、これからフェイスブックに取って代わっていくことがあるのでしょうか。