もしかして、あなたも?
皆さん、現在「iPhone」で最もよく使われているパスコードをご存じでしょうか。答えは、「1234」という、これ以上ないほど単純なものです。
これは、セキュリティのプロであるニック氏が、ブログで発表したもの。今までに明らかになったパスコードを、集計した結果です。
パスコードとは、「iPhone」のスクリーンをオンにした時に出てくるロック画面で入力する、4ケタの数字のこと。プライバシーとセキュリティーのためにも、必ず設定するようにしましょう。
しかしこのパスコードも、あまりにシンプルでありきたりなものにしては、意味がありません。今回明らかになった「1234」では、ロックしていないも同然となってしまいます。
では、他にどのようなパスコードが多く使われているのでしょうか? ランキングが発表されていますので、ご覧ください。
表の左はよく使われているもの、右側はめったに使われていないものです。「Freq」は、使用している人の割合。
「1234」だけで、10%を超えてしまっています。これは、非常によろしくありません。
さらにその下には、「1111」や「0000」など、シンプル極まりない数字が並びます。このトップ20だけで25%以上、実に4人に1人以上の「iPhone」のパスコードを突破できてしまうということに。
ここに記載されているようなパスコードを設定している人は、めっ! です。めっ! 今すぐパスコードを変更してください。
対策は?
さて、ではパスコードを変更するとして、一体どのような数字にするのが良いのでしょうか。ここは、表右のような、「大きな数字を中心とした」「法則性のない」数字が理想的です。
しかし、それよりももっといい方法として、「iPhone 5s」以降から搭載されたTouch ID(指紋認証機能)を使うという方法もあります。使い方は、以下の公式サイトをご覧ください。
もし「iPhone 5」以前をお使いの場合は、設定を変えることで5文字以上の英数字をパスコードに設定することもできます。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
パスコードは、あなたのプライバシーを守る大事な盾です。面倒臭がらず、そう簡単に抜けられないようなものを設定しましょう。
PIN analysis[DataGenetics via ギズモード]