Facebookには、「こういう投稿がモテる!」というよりも「こんな投稿に気をつければ嫌われない!」という、どちらかというと消極的な印象があります。
というのも、それだけFacebookはリア充アピールには最適のツールであり、そのためかアピールのさじ加減ひとつで「毎日、キラキラしているなあ」という感心度と「too much感」が紙一枚分ほどの差しかないからです。
特にいろんな人の投稿を分析し、自分も様々な投稿をしつつその反応結果をデータ化し、多くの女性の意見を耳にする機会に恵まれる男性でないと、「キラキラ」と「too much感」の絶妙な距離を把握しにくいかと思うんですよね。
では「too much感」とはどんな投稿かというと、ずばり「自意識過剰系の投稿」です。いくつか例をあげると...。
・数人でキメポーズをつけて撮影した写真とともに「俺たち、こうしてみると濃いよなあ(笑)」とコメントして、個性派をきどる。
→実はこれ、割と多く見かける投稿です。そして本人たちが思っているほど...いや、はっきりいって全然「濃く」ないんです。個性的でもないのです。単に「濃いキメ顔、キメポーズ」をとっているだけのようにしか見えません。でも本人たちは「個性派」をきどっているところが「結構イタイよね...」と女性たちにはこっそり不評。
・「...って、だれがブタやねん!」など、ひとりノリツッコミ、しかも関西芸人風な投稿。
→イタさMAXです。マグマが内側から溢れ出てくるほどの不快感飽和状態です。そして、これまた決して「上手なわけではない...いやむしろ、面白くない」ノリツッコミ。しかも関西人でもないのに、やたらと関西弁で表現してくる男性は意外に多く、これも「なんだかなあ」と女性にがっかりされてしまう男性の特徴のひとつです。
・「○○のブランド肉以外は、もはや食べられないカラダになってしまった」的な、グルメ気取り。
→まあ、そういうこだわりがあるのは良いことです。しかし、こんな投稿を見た女性のほとんどは「このお肉で彼においしい料理を作ってあげたいわ」とは思わず、「けっ。出されたものにいちいちケチつけそうな面倒くさい男だな」と「好きゾーン」からあなたを外すはず。
意外と「やりがち」な、この3つの自意識過剰系投稿。1、2回の投稿ならまだしも、自意識過剰系の人って毎回見事に「自意識過剰系の投稿」をするので、案外自覚がないのかもなあ、と思っています。いまいちど、ご自身の過去投稿をおさらいして、うっかりモテない投稿をしてないか客観視チェックをしてみるといいかもしれません。
(島みるを)