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ユルめに撮る! 画角とは、写っているモノのサイズ感と覚えよう!
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ユルめに撮る! 画角とは、写っているモノのサイズ感と覚えよう!

2014-11-15 17:00
    20141115_tsukamoto_01.jpg Model: ダサキ

    今回から様々な画角の違いについて考えてみます。通常、一眼レフカメラの場合、レンズの種類によって、望遠、標準、広角、接写と表現の使い分けができます。スマホの場合、広角ぎみのレンズが付いていて、望遠はデジタルズームで撮影します。つまり、撮る者は自分で被写体との距離を測りながら、自らが動いて、写るモノのサイズ感を調整して撮ることになります。写っているモノのサイズ感で画角を知り、自分で動くことで写真表現の幅を広げます。単焦点レンズを付けたカメラで撮影する感じに似ています。

    20141115_tsukamoto_02.jpg

    ところで、画角表現の違いをお話しする前に自分が考えるスマホ写真のショートカットな写真術の話をしておきます。

    1枚目の写真の元画像は、こちらです。実は、構図をわざとユルめにして撮っています。理由は、スマホはしっかり持って撮るというよりも、スナップショット感覚でサクッと気軽に撮るものでもあるので、メモを取る感覚でシャッターを押したいという気持ちと、周囲の雰囲気も情報の1つとして収めておきたいという気持ちがあるからです。

    ただ、ユルいフレーミングは、ネットなどでシェアする時、小さな画面の端末で閲覧されると小さくなってしまうので、見せたいものに注目してもらうために余計なノリシロ部分をカットして1枚目のように見やすくします。

    20141115_tsukamoto_03.jpg

    この1枚もこの通り。俗に云う、被写体が画面の真ん中に配置されて、芸のない写真とされる「日の丸写真」になりますが、小さな画面で画像をシェアするネット時代には、大きな画像で見せたい情報が直ぐに伝わるという点において、とても有効な表現方法と云えます。元画像はこれです。

    20141115_tsukamoto_04.jpg

    2回目でご紹介したカメラアプリSnapseedで画像にアングルを付けて、トリミングしています。

    最初からアングルを付けてフレーミングをタイトにして撮る習慣をつけることは、写真を撮る腕は上げてくれますが、ユルめに撮ることで表現力の余地を空けておくことの方が、ネットでシェアする時代には使い回ししやすいといえます。

    次回は一転して、トリミングをするなんて邪道だと云わんばかりにワイドショットの楽しさのお話です。

    では、また来週をお楽しみに!
    Have A Nice Shot!

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/11/tsukamoto1115.html
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