私の脊椎は、もうボロボロ?
スマホの使い過ぎは、脊椎(せきつい/背骨に当たる部分)に深刻なダメージを与えているかもしれません。米国の脊椎外科医が忠告しています(※リンク先PDF)。
スマホを使っている時、見る角度によっては背骨に最大で60ポンド(約27キロ)の圧力がかかり続けます。確かに、長い時間スマホを使ったりして下を向いていると、首が痛くなりますよね。
もしも一日に2時間スマホを使うとすれば年間で730時間、一日4時間ならば年間で1460時間背骨に負担がかかり続けることに。この蓄積が背骨に申告な影響を与えていたとは、驚きです。
リスクはスマホだけじゃない
これはスマホだけでなく、読書なども同様です。長い時間下を向き続ける姿勢は、背骨に大きなダメージを与えてしまうわけですね。
その他にも、長時間下を向き続けることは、背骨に悪い影響を与えていそうです。もしかして、勉強も...?
この状態が長く続くに連れて、猫背の他、脊椎に関する異常のリスクが上がっていってしまいます。うーん、これは現代人の多くが抱えている、共通のリスクと言えそうですね。
対策はただひとつ
警告を発した脊椎外科医は、この問題は技術で回避することは不可能だろうとレポートしています。しかし、対策もちゃんとあるとのこと。
その対策とは、とてもアナログです。ズバリ、「姿勢を良くする」。
スマホを使う際はできるだけ下を向かず、前を見るような位置を保ちましょう。これだけで、リスクを軽減できるとのことです。
スマホを使いながら良い姿勢を保つのは大変ですが、脊椎に異常が生じてしまっては大変です。できるだけ、日常的に心がけるようにしたいものですね。
Assessment of Stresses in the Cervical Spine Caused by Posture and Position of the Head(※リンク先PDF)[via TIME]