いつの間にか、大人が使うサービスになっていたようです。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)として確固たる地位を築いているFacebook(フェイスブック)ですが、若年層の利用者が急減しています。英国メディアのDailyMailが伝えていました。
フェイスブックそのものについては、以下の記事をご覧ください。
2014年の春、米国では10代の若者のうち、72%がフェイスブックを利用していました。しかし、それからおよそ6ヶ月が経過した2014の秋、なんと利用者が45%にまで減少してしまったのです。
これは、驚くほど大きな落ち込みです。ただし、全体でのフェイスブック利用者は増加を続けていますので、10代の利用者だけが極端に減っているということになります。
若者に人気のSNSは「インスタグラム」
ではその逆に、若者に人気のSNSはなんなのでしょうか。
現在最も米国で10代のユーザーが多いのは、「Instagram」(インスタグラム)です。2014年春に69%だったユーザー数が、秋には76%にまで増加しました。
インスタグラムは、写真を手軽に加工して共有できるSNSです。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
次いで多いのが、Twitter(ツイッター)の59%、3番手にフェイスブックの45%となっています。
「若者の文化」として始まったSNSですが、いつの間にかフェイスブックは「大人のSNSサービス」となってしまいました。これからは、SNSをやっているから若者文化に理解があるとは、言えなくなってしまうのかもしれません。
とはいえこういったサービスは、自分が使いやすかったり、便利だと感じるものを選んで使うべきです。現在のフェイスブックに満足しているのであれば、無理に若者についていく必要はないと思いますよ。
Facebook is over for teens - and Instagram and Twitter are the most popular social networks among American children[DailyMail via ロケットニュース24]
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