毎日乗っている通勤電車、不思議と今日はよく混んでるな...ということ、ありませんか? 時間帯、天候、周辺のイベントなど、電車の混雑は状況によって変わるもの。まるで生き物のようです。
いつもなら余裕で間に合うのに、今日に限ってなんなんだ...!ということにならないように、昨日のうちに混むのがわかったらいいですよね。天気予報のように「混雑」を予報するサービス、実は始まっているんです。
「未来」と「現在」の電車の混雑が知る
「混雑予報」は、乗換検索アプリ『乗換NAVITEME』によるもの。実地調査を行い、列車の種別や停車駅の情報を元に、予測システムを開発。「スマホアプリによる日本初の混雑予報」を実現したそうです。
混雑状況は6段階のアイコンで示され、ベビーカーで乗った場合の記述もされています。天気予報を見るように、家を出る前に混雑を確認すれば、ラッシュを避けて電車に乗れそうですね。
しかし、「混雑予報」はサービスが始まったばかり。対象となる路線は東急田園都市線の渋谷方面、時間帯は平日の午前6時〜午前10時と、まだ範囲が狭い状態です。これからの展開に期待ですね。
混雑といえば、NAVITAIMEは『こみレポ』というアプリも出しています。「混雑予報」がは未来を知ることができますが、『こみレポ』が教えてくれるのは「現在」。いまどれくらいの混雑なのか、実際に電車に乗っている人からのレポートを見ることができるサービスなんです。
『こみレポ』は全国のエリアで利用可能。混雑だけでなく、遅れや停車などの運行情報も報告できます。現地のリアルなレポートなので、信頼度も高いですね。
明日乗る電車は「混雑予報」で、これから乗る電車は「こみレポ」で、と使い分けができるといいですね。混雑を避けてスマートに移動したいものです。
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