クルッと回って、無事生還?
猫が背中から落下しても足で着地するように、「猫ひねり」する「iPhone」をアップルが開発しているかもしれません。ITメディアのTechCrunchが伝えていました。
「猫ひねり」とは前述のとおり、猫が背中側から落下しても体をひねって足から着地する能力のことを言います。詳しくは、以下の動画にて(英語)。
6分ありますが、とりあえず「猫ひねり」が見たい方は1:06辺りから見てください。見事に体をひねり、足から着地するところが見られます。
「猫ひねり」する「iPhone」
「猫ひねり」のすごさが分かったところで、「iPhone」の話に戻りましょう。今回明らかになったのは、アップルが「スマホが落下中に回転して衝撃を軽減する」機能の特許を取得していたということです。
原理としては、バイブレーションのモーターを活用します。落下を検知した瞬間に振動し、より衝撃の少ない角度に空中で回転するという仕組み。
本当にこんなことができるのか? と思いますが、バイブレーションを使って本体を自動的に回転させるアプリなんてものも存在しましたので、案外できるものなのかもしれません。
ただし、今回の特許で使われているようなモーターは、「iPhone 6」シリーズにも搭載されていません。まだ特許をとったばかりですし、実現するのはもう少し先となりそうです。
わざわざアップルが特許を取るほどですから、よほど落としてディスプレイを割っている人が多いということなのでしょう。筆者の友人も、長いこと割れた「iPhone」を使っていました。
もし実用化されれば、落としても空中で回転して背面から落ちる「iPhone」が実現するのでしょうか。ちょっと楽しみですね。
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