今週はソーシャルアイドルグループ『notall』の佐藤遥ちゃんをナビゲーターに、スマホのバッテリー周辺にまつわるハナシを取り上げてきました。
ちょっと読んだだけではわかりにくいバッテリーまわりのスペックや、充電器の選び方のコツについて、週末のうちにしっかりと振り返っておきましょうね。
現行のスマホは『リチウムイオンポリマー電池』が主流
取り外しのできない機種が増えたこともあって、以前に比べると直接目にする機会が少なくなったスマホの内蔵バッテリー。現在販売されているスマホの多くでは、「リチウムイオンポリマー電池」というタイプのものが一般的です。
バッテリーはスマホには欠かすことのできない重要な部品ですが、激しい発熱や発火、時として爆発といった不具合が報じられることもありますね。安全のためにも、異常を感じたらショップやメーカーのサポートを受けるようにしましょう。
バッテリー関連のスペックの読み方
スマホのスペック表を見ていると、それぞれの端末のバッテリー容量は「mAh(ミリアンペア時)」という単位で表記されています。
しかし、端末個々の消費電力量などに差があるため、バッテリーの持ちの良さについてはmAhだけではわからないのが実際のところ。そこで、より目安としてわかりやすいのが「連続待受時間・連続通話時間」といった指標です。
この連続待受・通話時間も、あくまで利用環境の条件が良かったときの目安なので、スマホの利用頻度や電波の状態によって実際のバッテリー持ちは大きく変動してしまうこともおぼえておきましょう。
充電器を選ぶときのコツとは?
当然ながら、どんなにバッテリー容量が大きくなっても、必要に応じてキチンと充電しなければ利用できません。特にタブレットなどを利用するユーザーの場合、充電器を選ぶ際には「出力アンペア数」の大きさに注意しましょう。これが不足していると、充電にかかる時間が長くなったり充電できなかったりすることがあるのです。
また、持ち運び用の「モバイルバッテリー」も、今では大容量モデルが人気を集めていますが、スマホのみの利用で旅行や出張などでなければ軽量な小容量タイプで充分なケースも多いもの。ケース一体型モデルなら、さらに荷物をスッキリと少なくできますね。
しかしながら、出先でタブレットを充電したい、あるいは複数のモバイル機器を持ち運ぶというユーザーは大容量・高出力のモデルが必要になってくるはず。自分の利用スタイルに合わせた充電器選びをしたいものです。
スマホの動作に必要不可欠なバッテリー、上手に使ってより快適なスマートライフを実現したいですね。
それでは来週も一週間、スマートに!
ナビゲーター: 佐藤遥(notall)[公式プロフィール/Twitter]
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