デザイン性が高いau独自端末として人気のシリーズ『INFOBAR』の最新モデル「A03」が2015年の春モデルとして発表されました。
おなじみ深澤直人氏による、アルミニウム製バックパネルなどの新要素が盛り込まれた端末デザインは、紅白を基調とした「NISHIKIGOI」と呼ばれるモデルをはじめ、同製品らしさを感じさせる4色のカラーバリエーション展開。さらにファッション性の高いブランドとのコラボグッズや限定パッケージも用意されます。
歴代のデザインコンセプトを継承しつつ、細部にまでコダワリが感じられる最新INFOBARを、さっそく実機レポートしていきましょう。
防水・VoLTE対応など「今のauらしい」モデルに
通信方式はもちろんLTE(音声通話はVoLTE)、高速化技術であるキャリアアグリゲーションに対応し、WiMAX 2+も使えるなど、実に「今のauらしい」機能を盛り込んだ端末に仕上がっています。
INFOBARらしいカラフルで大きなボタンが復活し、物理スイッチではなくタッチセンサー方式を採用。デザインだけでなく、防水にも一役買っているとのこと(端子等もキャップレス防水)。触れると文字が点灯したり、横にスライドタッチして画面を点灯させるギミックも。
背面も歴代INFOBARのデザイン文法を継承。今回のモデルではアルミニウムのメタリックな質感も特徴的です。
豪華な参加メンバー陣・有名ブランドとのコラボも
端末の開発は、歴代シリーズを手掛ける深澤直人氏がプロダクトデザイン、特徴的なパネル状の縦スクロールホーム画面「iida UI」を中村勇吾氏が担当。さらにシステムサウンドでは小山田圭吾氏のソロプロジェクトCorneliusが参加するという豪華メンバー。
さらに今回の発表会では、伊勢丹など外部ブランドとのコラボ企画も多数発表されました。
写真上は広島市「マルニ木工」によるウォルナット製の専用ウッドスタンド、下は「minä perhonen」のテキスタイル・ブックスタイルケース。この2アイテムはINFOBAR本体とセットでau SHINJUKU(直営店)およびau オンラインショップのみの取り扱い。販売台数は本体4色、各100セット限定というプレミアムアイテム。
また伊勢丹新宿店との共同プロジェクトでは、「MUVEIL」コラボ商品の「グランマチャーム」(上写真右上)や「ポケッタブルバッグ」(上写真右下)が販売されるのだそう。男性ユーザーにはピンとこないかもしれませんが、女性へのプレゼントには良いのかもしれませんね。
Androidこそ4.4だが、スペックは十分
さて、京セラがメーカーとなった今回の『INFOBAR A03』、気になる主要スペックは以下のようになります。
・OS Android 4.4
・画面 4.5インチ(フルHD解像度)
・カメラ メイン1,300万画素、サブ200万画素
・プロセッサ 2.3GHz クアッドコア
・メモリ RAM 2GB、ROM 16GB、microSDXC(最大128GB)
バッテリー容量は2,020mAhで、約500時間の待ち受けが可能。BluetoothやWi-Fiの他に赤外線通信も備え、NFCおよびおサイフケータイ、ワンセグ/フルセグのテレビ受信や防水・防塵など、現時点でのau端末としては思いつく限りのスペックが盛り込まれている印象です。
発売は2月中旬。価格はまだ不明ですが、人気シリーズ待望の新機種とあって、人気を博すのは間違いなしといったところでしょうか。
新しいINFOBAR 手に馴染むサイズ、上質な質感 [2015年 | KDDI株式会社]