迷惑電話で悩んでいる人に朗報です。
セキュリティ対策ソフトで有名なマカフィーが、着信した電話番号から危険度を判別し、自動的にシャットアウトしてくれるアプリを公開しています。
なお、本コラム執筆時auスマートパス限定での公開です。他のアプリストアでは手に入りません。
画面は見やすく操作も簡単
安全に関わるアプリだからこそ、操作は直感的に出来て欲しいですよね。その点、このアプリは拒否/許可リストの登録やセキュリティ強度の変更など、迷うことなく行えます。
インストールしたら最初に表示されるのは、スマホの電話帳を許可リストに登録するかの質問。一括で登録しておけば個別に入力する手間が省けますね。そしてかかってきた電話番号に対し、どれくらい厳しく対応するかも聞いてきます。
高くし過ぎると必要な電話まで着信拒否する可能性あります。この設定は後からでも変更できるので、最初は無難に「中」で使うのが良さそうですね。
これで保護が始まります。
拒否された相手はどうなるのか実際に試してみた
同じ電話から拒否リストに登録してない場合と、登録した場合を比べてみました。
通常であれば、このように着信しマカフィーの安全マークが付きます。
拒否リスト追加後に同じ電話から掛けると「お掛けになった電話番号は、お呼びしましたが、お出になりません」と録音メッセージが流れ、繋がりませんでした。
着信拒否された電話番号は最近の着信メニューから確認する事が出来ます。
保護されていませんからの復帰方法
auスマートパス上のレビューで「保護されていませんとなった後、復帰方法が分からない」という声あったので、同じ状態を再現してみました。
この状態になると、操作を受け付けなくなります。本体を再起動しても直らなかったので、アプリのメニュー画面から強制停止し、キャッシュの削除とアプリの再起動を試しました。
キャッシュはアプリに残る操作履歴のようなものなので、消してもリストのデータには影響ありません。
ホーム画面などに置いたアイコンからセーフコールを起動します。
元通りグリーンランプが点りました。
まとめ
危険な着信から利用者を守るアプリは確かに必要ですね。PCメールではセキュリティソフトが同じような働きしますが、スマートフォンは電話機ですから。音声通話の安全も必要でしょう。
これから開発が進めば、もっと良くなっていく期待もあります。