150122_splashdata_top.jpg

このパスワードなら、私でも破れてしまいそうです。

パスワード管理アプリを手がける米SplashDataが、最もよく使われているパスワードトップ25を発表しました。公式サイトにて公開されています。

この不名誉なランキング1位は、予想通りの「123456」となりました。2年連続の1位という、なんとも情けない結果です。

2位は「password」で、こちらも2年連続の2位。もはやこの2つのパスワードは、かけている意味が全くないと言っても過言ではないでしょう。

それ以下の結果

25位までは、以下のような結果となっています。

順位 パスワード 前年との比較 1 123456 ← 2 password ← 3 12345 ↑17 4 12345678 ↓1 5 qwerty ↓1 6 123456789 ← 7 1234 ↑9 8 baseball New 9 dragon New 10 football New 11 1234567 ↓4 12 monkey ↑5 13 letmein ↑1 14 abc123 ↓9 15 111111 ↓8 16 mustang New 17 access New 18 shadow ← 19 master New 20 michael New 21 superman New 22 696969 New 23 123123 ↓12 24 batman New 25 trustno1 ↓1

数字だけのシンプルなものが目立ちますが、「baseball」「dragon」「monkey」「access」などの単語も多いようです。要注意ですね。

どのようなパスワードにすればよいのか

では、一体どんなパスワードにすれば、安全なのでしょうか。やり方はいくつかありますので、代表的なものをご紹介いたしましょう。

パスワード管理アプリを使う

パスワード管理アプリを使う方法は、一度慣れてしまえば最も楽で安全性が高いでしょう。

パスワード管理アプリとは、各サービスのパスワードを一つのアプリでまとめて管理するというもの。アプリにログインするためのパスワードさえ覚えておけばいいので、管理がグッと楽になります。

クラウド上で管理するので、保存しておいたパスワードが消えてしまう心配もありません。パスワード管理アプリ自体がハッキングされたら...と思われるかもしれませんが、その点については以下の記事をご覧ください。

破られにくいパスワードを作る

アプリのインストールに気が進まないのであれば、普通に破られにくいパスワードを使うという方法もよいでしょう。

とはいえ、あまり複雑なパスワードだと、覚えきれなくなってしまいますよね。そこで、以下のような方法はいかがでしょうか。

簡単にいえば、自分だけが知っている法則性に従ったパスワードを作るというものです。アプリよりも、手軽な方法といえましょう。

パスワード管理グッズを使ってみる

アプリではなく、パスワードを管理するためのグッズというものもあります。

アプリを独立させたような機器となっており、紛失しない限りは最も安全かと思います。問題点としては、少し持ち歩きが面倒なところでしょうか。



パスワードのハッキングは、現在のIT業界においてかなり深刻な問題です。シンプルなパスワードを使うことは控え、被害にあわないよう注意してください。


"123456" Maintains the Top Spot on SplashData's Annual "Worst Passwords" List[SplashData News via 日本経済新聞]
Facebook

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2015/01/splashdata-news-pass-2014.html