タッチ画面での操作が主流の、スマホやタブレット。これらで文字入力をするのに欠かせないのが、画面に表示するタイプの『ソフトウェアキーボード』です。機械的な部品がないおかげで、いろいろな形の入力方法が選べるのも従来になかったポイントですよね。
今朝はこうしたソフトウェアキーボードについて「おは用語」してみましょう。
おぼえておこう、フリック入力
スマホやタブレットでのソフトウェアキーボードは、「画面に触れた時でなく、指を離した時に入力される」のは知っておきたいところ。つまり目的のキーまでは画面上をスライド(フリック操作)してもOKです。
これをおぼえておけば、小さなキーでの文字入力スピードに大きな差が出ますよ。
また、Android、iOSともにキーボード設定で自分の使いやすいキー配置を選んでおくことができ、フィーチャーフォンのキーパッド配置に似た配置を指してフリック入力と呼んだりすることもあります。
キーの位置が自在なので、こんなメリットも
近年ではスマホやタブレット以外でも、タッチ画面でのソフトウェアキーボードの採用は進んでいます。
参考: ATMセキュリティ対策(兵庫県信用組合)
例えばATMなどで暗証番号を入力するキーでは、わざと毎回数字キーの位置を変えるシャッフル機能によって、「指の動きで暗証番号を類推される」のを防ぐといった手法もありますね。
そうそう、いろいろなメリットがあるソフトウェアキーボードですが、一方で一般的なキーボードより肩が凝りやすくなるといった指摘もあるようです。
今朝のまとめ
今朝の話題をまとめると、
・画面に表示するソフトウェアキーボードは、様々なキー配置を切り替えることができる
・毎回キー配置を変えることで、暗証番号を読み取られなくするといった工夫がされていることも
ということなのですね。タッチパネルが普及してきて、いろいろな場所で見られるようになってきたソフトウェアキーボード、スマホ・タブレットのユーザーでなくても利用する機会が本当に多くなりました。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
ナビゲーター: 佐藤遥(notall)[公式プロフィール/Twitter]
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