「友達のスーパーハッカー」が現実に。ハッカーと依頼者の仲介サイト
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ちょっと怖そうな雰囲気ですが...？
ハッカーとハッキングをして欲しい人の仲介サイト、「Hacker's List」が興味深かったのでご紹介いたします。公式サイトは、以下からどうぞ。
このサービスは、よくあるフリーランスと依頼者を仲介するサービスの一つ。登録しているフリーランスは全員がハッカーで、依頼者はハッキングを依頼します。
これだけ書くと違法な依頼が飛び交う無法地帯という雰囲気ですが、実際はそうでもありません。少し、依頼内容を見てみましょう。
こちらが、「Hacker's List」の依頼一覧ページ。
見てみると、「ログインできなくなったアカウントにログインしたい」「Googleから自分に関する検索結果を出ないようにしたい」といったものがほとんど。右側には、成功時の報酬が提示されています。
例として、依頼の詳細ページを一つ開いてみました。この依頼者は、「ユーザーネームだけがわかるGmailアカウントにログインしたい」ということのようです。
下部には、請け負いたいハッカー側が見積もりを提示しています。提示できる条件は、成功報酬額（依頼主の提示した報酬額の範囲内でハッカー側が提示できる）、所要時間、エスクローサービス使用の有無（第三者の仲介によるサービス担保）、先払い額の割合など。
このなかから、依頼主が気に入ったハッカーに仕事を発注するという仕組みのようです。本当に、普通の仕事仲介ですね。
何かと犯罪的なイメージのある「ハッカー」ですが、このように「普通の」仕事をする、「善意」のハッカーも多数いるということです。むしろ、悪事を働くハッカーの方が、まれな存在といえましょう。
この「Hacker's List」自体、法に触れる行為は禁止しているようです。全体的にさわやかなデザインになっているあたりからも、サービスの方向性がうかがえるかと思います。
ちょっと危険な香りがするものも...？
とはいえ、やはり世の中には、ちょっと危険な仕事を依頼する人もいるようです。いくつか見つけたものをご紹介いたしましょう。
危ない依頼1：浮気の証拠をハッキングして
「夫が浮気をしているので、夫のヤフーメールのパスワードを入手したい。夫はフェイスブックとヤフーで同じパスワードを使っているのですが、何とかできませんか？」
家族とはいえ、勝手にメールにログインするのはまずいかと...。私立探偵などに頼ったほうがいいのでは。
危ない依頼2：ストーカーの正体を暴いて
「私自身や家族に嫌がらせのメールを新しいGmailアカウントから送ってきたり、私の名前をかたったフェイスブックアカウントを作るなどの嫌がらせを受けています。このネットストーカーの住所と氏名を暴いてください。」
まさに、「友達のスーパーハッカーに頼んでお前の個人情報を抜いてやる」状態。お気持はわかりますが、警察に行ったほうがいいと思います。
危ない以来3：学校の成績を書き換えて
「私の成績と点数を書き換えてください。」
勉強し直すか、ドラえもんでも召喚しましょう。
少々緊張感あふれる依頼もありますが、こういったものはごく一部。基本的には、「ITに関するちょっとしたお悩み」を解決することが主目的となっていました。
まだ海外のみのサービスですが、いずれ日本でも始まるかもしれませんね。ちょっと怖いけど、なかなか面白いサービスだと思いました。
Hacker's List[via GIGAZINE]
携帯ゲームを2回乗っ取りされました。1度目は、売買サイトで売られていたのを見つけ購入から相手と交渉し取り戻しました。もちろん、全て変更しました。その日の夜から又ゲームに侵入して来て、勝手にガチャを引いたり、クリスタルがなくなると、意味もなく、侵入していましたが２日後、又乗っ取りされ今では私は何もできない状態です。誰か取り戻せる方いらっしゃいませんか？この一週間ろくに寝れず売買サイトをずっと自分のアカウントを探しています。ちゃんど報酬はお支払いします