LINEやSNS、そしてメールなど「文字だけでのコミュニケーション」は無味乾燥になりがち。そんな時に使う「顔文字」や「絵文字」について、解説していきましょうー!
文字や記号で表情を見せる「顔文字」
人の表情のように見えるよう、文字や記号を組み合わせたものを「顔文字」と呼びます。
文字や記号だけで画像のように見せる「アスキーアート」の一種とも言えますが、なんと、古くはモールス信号の「ツー・トン」の組み合わせでも、似たような表現がされていたというのだから驚き。
ちなみに、国や言語、文化圏によって顔文字には多くのバリエーションがあり、日本で多く使われるカッコ()で囲んだ縦型の顔文字だけでなく、欧米で用いられる90度回転したようなカタチのものなどさまざまです。
小さなアイコン画像を文中に置く「絵文字」
一方、「絵文字」は比較的新しい表現で、イラスト状の画像を文章のなかに入力するスタイルです。
絵文字の例: NTTドコモ「ドコモ絵文字一覧」(PDFファイル)より一部抜粋
日本では携帯電話のメールから普及が進みましたが、当初は機種やキャリアによってうまく表示されないことが多かったですね。現在ではやや改善されてきたものの、やはり特定の機種、OSで読めない『機種依存』の問題はパソコン、スマホともに残っています。
LINEやFacebookで使われる『スタンプ』も、この絵文字に近いイメージです。
今朝のまとめ
今朝の話題をまとめると、
・文字や記号で感情表現をする「顔文字」は、言語や文化によって違うかたちのものがある
・「絵文字」は、相手が使っているOSや環境によって見えないことがあるので気をつけよう
ということなのですね。文字だけで、しかも相手の表情が見えないネット上でのやりとりは、なかなか感情が伝わらずに誤解やトラブルに発展することも多いもの。こうした感情表現を上手に活用して、円滑なコミュニケーションを心がけたいものです。
ただし、ビジネスなどのお堅い場面では、ユルくなりすぎないように注意ですよ!
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
ナビゲーター: 佐藤遥(notall)[公式プロフィール/Twitter]
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