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海外でスマホが盗難被害に! とにかく国際電話で利用停止を
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海外でスマホが盗難被害に! とにかく国際電話で利用停止を

2015-01-29 17:00
    スマホ紛失

    海外ではスリやひったくりなど盗難被害のリスクが急上昇します。

    つい財布やバッグに気をとられがちですが、スマホも高い確率で狙われます。カフェのテーブルの上に置きっ放しにしたり、ズボンの後ろポケットに入れておくのは「どうぞ盗んでください」と言っているようなものです。

    実際にスマホを盗まれた場合、犯人探しは後回しにして、すぐに利用停止措置をとりましょう。不正利用の上、通信料など高額請求が発生する恐れもあるため、1分でも1秒でも早く止めたいところです。

    利用停止するには契約キャリアのサポートに連絡する必要があります。自分以外に頼れる人がいなくて、他に携帯電話を持っていない場合は公衆電話やホテルの電話を使うと思いますが、肝心の連絡先がわからなければ話になりません。

    そこで、渡航前に契約キャリアの連絡先をスマホ以外のメモに控えておくことをおすすめします。

    NTT Docomo 連絡先 :
    国際識別番号-81-3-6832-6600
    海外からのお問い合わせ先

    AU 連絡先 :
    国際識別番号-81-3-6670-6944
    海外で携帯電話を盗難・紛失した場合、どうしたらいいですか?

    SoftBank 連絡先 :
    国際識別番号-81-92-687-0025
    海外で携帯電話を盗難・紛失した場合、どうしたらいいですか?

    頭に付ける国際識別番号(国番号とは別です)は渡航先や地域によって異なります。

    一般電話ではなく携帯電話からかける場合は、国際識別番号の代わりに「0」または「*」の長押しで「+」を表示させればOK。いずれも24時間対応のため、時差は気にしなくても大丈夫です。

    運よくスマホが戻ってきたときには、利用再開の手続きをすればまた使うことができます。

    とかなんとか言っている私もつい最近、パリ市内でiPhoneを盗まれました...。

    某有名観光スポットで意味不明なことを言ってくる集団に囲まれ、目の前の1人に気を取られている隙にやられてしまいました。しかも着いたその日に盗まれたため、旅行気分は吹き飛び、不慣れな土地で情報難民化したショックからか、ルーブル美術館がかすんで見えました。もっともズボンの後ろポケットに入れておいたわけですから自業自得です。

    「どこかに落としたのかも」と思い、来た道を戻ったりしましたが、今考えれば時間の無駄でした。幸い近くに日本大使館があったため、そこに駆け込み、どうしたものかと相談すると、すぐに日本の窓口に連絡して利用停止措置をとるよう、先述の電話番号を教えてくれました。

    残念ながら大使館の電話は貸してもらえないらしく、そこから5分ほど歩いた先の公衆電話にクレジットカードを差し込んでようやく契約キャリアのサポートに連絡することができた次第です。


    20150125_kudoh_1.jpg


    無事に利用停止したところで、今度は警察署に行き、フランス語しか話さない警察官にカタコトの英語で身振り手振り訴えながら被害届けを提出。海外旅行保険の補償を受けるには現地警察で調書を作成する必要があるからです

    保険のおかげで後日、ケース分も含めて端末代は全額戻ってきました。

    帰国後、自宅のパソコンをチェックすると、大量の受信メールの中から気になる1通を見つけました。「不正なログインがブロックされました」との件名でGoogleから。日時はiPhoneを盗まれたと思われるタイミングとほぼ同じです。

    さすがに手が早いですね。

    もちろん、盗まれないことが一番なので、海外に出かけるときはスマホの盗難被害に十分注意しましょう。

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2015/01/lostphone.html
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