最早、仕事からプライベートまで、すべての連絡はスマートフォンが中心という人も多いだろう。Lookout調査によると、日本のスマホ所有者の23%がスマホを紛失したことがあるという。
端末を落としてしまうと、自分の情報が危険にさらされるだけでなく、周囲の人たちにも迷惑がかかる可能性が高い。万一の時に備えて設定をしておくと安心だ。
事前に準備しておくこと
他人に勝手にデータにアクセスされないために、端末にはロックをかけておこう。iPhoneの場合は、「設定」→「一般」→「自動ロック」で使用後に自動ロックをかけたい分数を選ぶとよい。さらに、SNSアプリなど勝手に利用されたくないアプリにもロックをかけておくと安心だ。
音声アシスタント機能Siriにも注意しよう。デフォルトではロックがかかっていてもSiriが使えるようになっており、Siriを起動して「私は誰?」「○○さんの電話番号」などと言えば他人が情報を得ることも可能だ。「設定」→「一般」→「Touch IDとパスコード」→ロック中にアクセスを許可の「Siri」をオフにしておくといいだろう。
端末から抜かれて勝手に利用される危険性もあるので、SIMカードはロックしておくと安心だ。iPhoneの場合は、「設定」→「電話」→「SIM PIN」で設定できる。
なくした端末を探すための設定もしておこう。iPhoneの場合は、「iPhoneを探す」をオンにしておく必要がある。「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」をオンにしよう。Android端末には端末の位置を検索する機能はないものの、ドコモの「ケータイお探しサービス」などのアプリが利用できる。その他、万一に備えて端末のデータを完全に消去することができるアプリを利用するという方法もある。
紛失・盗難に備えて様々な機能・アプリが用意されている。うまく取り入れて、安心安全に利用しよう。