今週は大きなニュースが2つありました。1つは外国人の2騎手がJRAの新規騎手免許試験に合格したこと。デムーロ、ルメールと、ともに実績抜群の騎手が通年参戦することになりました。2人とも栗東で活動するようで、騎手のパワーバランスに大きな影響を与えそう。アンカツの中央移籍以来の地殻変動になるでしょう。もちろんレースレベルの向上は間違いなく、3月が待ち遠しいです。
そして、もう1つは残念なニュース。ステイゴールドの急逝です。ただ、「もう21歳だったんだな」というのが率直な印象。現役時代の目黒記念は忘れられません。あまり長い種牡馬生活とはいきませんでしたが、後継種牡馬候補を何頭も出しており、今後も影響力を持ち続けるでしょう。馬券的には現役時代は非常に相性が悪かったですが、種牡馬になってからはかなりお世話になりました。安らかに眠れ。
さて、今週の東京メインはは東京新聞杯。
東京の芝マイルは安田記念とその他でレース傾向がまるで違い、安田記念以外は短距離馬でも勝負になるコースです。今回もマイル以下の実績を重視したい。
本命は◎マイネルメリエンダ。
ここ2走は善戦までで終わっていますが、ともに位置取りに泣いただけで展開1つで逆転できる程度の差です。今回は鞍上が柴田大騎手に戻りこの馬の良さを出せるはず。人気的にも狙うならここでしょう。
対抗は○フルーキ―。初の東京コースですが、かなり相性が良さそう。この馬も前走は位置取りの差。巻き返すでしょう。
以下、▲サトノギャラント、△エキストラエンド、△シャイニープリンス、△ヴァンセンヌ、△タガノグランパ、△ダノンヨーヨーまで。
京都メインはきさらぎ賞。こちらは8頭立てということもあり、穴馬の台頭の余地が見えません。
本命は◎ルージュバック。
2戦2勝で底を見せておらず、勝つかは別にして4着以下に飛ぶとは考えづらい。血統的にもマイナス点はなく逆らえません。
対抗は○ポルトドートウィユ。
乗り難しい馬という印象があり、乗り替わりは大きなプラス。逆転候補はこの馬くらいではないでしょうか。
さらに良血の▲レガッタまで。この3頭でドカンと買いたい。