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通信教育用タブレットでも油断は禁物! 出会い系被害につながる恐れも
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通信教育用タブレットでも油断は禁物! 出会い系被害につながる恐れも

2015-02-08 12:00
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    通信教育業界では、タブレットを利用した学習が人気を博している。執筆時点で、ベネッセコーポレーションの「進研ゼミ」、学研エデュケーショナルの「学研iコース」、ジャストシステムの「スマイルゼミ」などで、専用タブレットが用意されている。ところが、通信教育用タブレットだからと言って安心できるわけではない。

    通信教育用タブレットで出会い系被害も

    2014年9月と10月、15歳の女子中学生が30代と19歳の男性と出会い、児童売春行為をした。女子生徒は携帯電話は持っていなかったものの、弟の通信教育用タブレットを使ってTwitterを利用し、2人の男性と出会っていた。端末にはインターネットへの接続を制限する機能があったものの、女子生徒が切り替えて使えるようにしていたと見られる。

    教育用タブレットでもインターネットは使える。当然、TwitterやLINEなども使うことができるのだ。たとえインターネットに接続できない設定にしていても、子供が解除してしまった例は多い。パスワードを破った例も多く聞いている。設定しただけでは、けして安心できないと言えるだろう。

    ケータイ・スマホ以外からのアクセスに注意

    ベネッセ教育総合研究所の「中高生のICT利用実態調査」(2014年12月)によると、中学1年生のネット接続端末は、多い順に、パソコン(50.4%、複数回答。以下同じ)、スマートフォン(35.6%)、ゲーム機(26.7%)、携帯型音楽プレーヤー(26.5%)、タブレット端末(25.2%)、携帯電話(16.7%)となっていた。

    携帯電話やスマートフォンなどを持っていない低年齢の子供たちは、ゲーム機、携帯型音楽プレーヤー、教育用を含むタブレットなどでインターネットに接続する割合が高い。このような機器が家庭にある場合は、子供の利用を十分に見守る必要があるだろう。

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2015/02/0208takahashi.html
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