英語を勉強したいけれど、忙しい毎日ではなかなか時間が取れないもの。そんな時、スキマ時間で勉強できる「スマホアプリ」が使えるんです。
この連載「スマホでイングリッシュ!」では、通勤時間にサクッと勉強できる、「使える」英語学習アプリを、ライター自身が体験してレポートします!
第1回は暗記帳アプリの『zuknow』を紹介します。紙のカードではできない、スマホならではの「暗記帳」です。
英単語を覚えるために、リングで留めた暗記カードを使っていた人もいるかと思います。『zuknow(ズノウ)』はスマホで「暗記帳」を再現したアプリ。ただのカードではなく、他の人が作った暗記帳で勉強ができ、4択クイズでテストもできる勉強アプリになっているんです。
まずは覚えたい暗記帳を選択。暗記帳のジャンルは資格試験など様々ですが、やはり人気があるのは英語関連。TOEICやビジネス用途など、自分に合ったタイプの暗記帳を選べます。
まずはTOEICで550点くらいから......と、ハードルを若干下げて挑みます。カードの数は180枚。この暗記帳で約12000人が勉強してる、なんてこともわかります。
カードは英単語と日本語が上下に分かれて書いてあります。下の「?」をタップすると、日本語が現れる仕組みです。カードの表と裏のような感じですね。カードは日本語-英語を逆にするか、ランダムに並べ替えることも可能です。
右上の音声アイコンをタップすれば単語を読み上げます。左下の「説明を表示」をタップすれば例文と解説を表示。紙のカードではできない、スマホならではの暗記ですね。
覚えたかな、と思ったら、クイズで確認してみましょう。既にチェックしたカードの中から、4択クイズで学習状況を確認できます。
クイズでは、カードごとに1回のみ正解/2回のみ正解/マスターと成績がつき、間違えがちな問題を繰り返し勉強できるようになってます。暗記は反復練習がカギですからね。
日々の学習記録はグラフなどで確認できるほか、同じ暗記帳で学習しているユーザのランキングを確認することもできます。友人と競うことも可能。モチベーションを保つために、知り合いを誘うのも手です。
半分ほどカードをめくってテストして、をやってみました。暗記は紙のカードをめくるよりもスイスイと指をスワイプするだけなのが快適ですね。
テストは「どこで止めてもOK」なのが好印象。まとまったテストだと、電車が駅に着いて途中で止めざるをえない......という時に、低いスコアがついてしまったりします。細切れに覚えることも、集中して一気に勉強するのも、スタイルに合わせられるのがいいですね。
慣れてきたらビジネス英語やフレーズ集など、上級者向けの暗記帳に挑戦しちゃいましょう。汎用性が高いのも『zuknow』のポイントですよ。