ギャラクシーユーザーを見ることが減った、とは思っていましたが...
韓国の電機メーカーサムスン電子が、日本市場からの撤退を検討しているかもしれません。ソウル経済が伝えていました。
ここ最近サムスン製のスマートフォンは日本での売り上げが伸びず、かつては17%あった市場シェアは4%台にまで落ち込みました。企業別のシェアで見ると、5位から6位へと落ちています。
サムスン電子では状況の打破をはかり、昨年の10月に「ギャラクシーノートエッジ」をリリースしました。しかし、こちらも売り上げは今ひとつだったようで、「これ以上日本でスマホ事業を続けても損の方が大きい」といった声があがり始めているそうです。
サムスン電子の関係者は、「経営陣は日本のスマートフォン事業の業績不振が続き、心配している」「日本国内のスマートフォン事業の将来が不透明な現状、日本での事業は諦めて他の地域への投資を拡大することが効率的ではないか」と語ったそうです。
同じ海外スマホメーカーであり、日本国内で絶好調なアップルとは対照的なサムスン。もしかすると今年の春モデルに、サムスンの名はないかもしれません。
そういえば、2年ぐらい前は「ギャラクシー S2」を使っている人をよく見かけましたが、最近はギャラクシーシリーズをめっきり見かけなくなったよう思います。シェアの低下は、実感がありますね。
一時期は「ドコモのツートップ」として推されていたギャラクシーシリーズでしたが、ここまで一気に弱腰になるとは思っていませんでした。ギャラクシーノートシリーズとか、かなり使いやすい機種なのですが。
まだ撤退が決定したわけではありませんが、シェアを見る限りではかなり現実的な話だと思います。果たしてサムスンの決断は、いかに。
ソウル経済[via juggly.cn]
画像[Wikipedia]