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コンビニで「サイバー林檎泥棒」に手を染めた高校生、その手口とは?
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コンビニで「サイバー林檎泥棒」に手を染めた高校生、その手口とは?

2015-02-23 10:00
    150220apple_to_stone01.jpgこれも一種のデジタル万引き。

    2014年9月、荒川区内のコンビニにおいて「iTunesカードにチャージされる金額をだまし取った」として、男子高校生2人が詐欺の疑いで逮捕されたのだそう。カード券面ではなく、あくまでチャージ金だけを詐取したというのがポイントです。

    さて、店頭で販売されているiTunesカードは、レジを通して有効化されたものでなければチャージ使用ができない仕組みとなっています。そこで、今回の事件で使われた手口とは、以下のようなもの。

    店頭に陳列されたカードのシリアル番号をあらかじめ控えておき、1人がレジにカードを持って行き店員に有効化させる。そこですかさず、タイミングを見計らっていたもう一人がスマホを操作してチャージする。その後レジに持ち込んだ1人は「財布を忘れた」などと言って支払わずに店を出る。

    実は同時期(2014年7〜10月)に都内では同様の手口の被害が7万円ほどあるといい、一部では店頭でのカード陳列をやめるなどの対策がとられ始めているのだといいます。

    実体としてのiTunesカードこそ盗まれていませんが、これはどう考えても立派な犯罪。さしずめ「サイバー林檎泥棒」といったところでしょうか。

    150220applestolen02.jpg

    なお、逮捕された高校生2人は「パズドラのアイテム(魔法石)が欲しくてやった」と供述しているとされ、どうやら盗んだ林檎をせっせと石に変えていた模様。

    実体がないという以前に、あまりにも不毛すぎる動機にもとづいた犯罪だったようです。

     
    iTunesカードのチャージ金詐取の疑い 高校生2人 [朝日新聞デジタル]

     

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2015/02/apple-to-stone.html
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