思ったよりも安い...と、思いきや。
ソフトバンクより、人型ロボット「Pepper」(ペッパー)くんの販売が2月27日(金)より開始します。以下の商品ページからどうぞ。
...なぜトップの画像が、窓から雨を眺める「ペッパー」くんなのでしょうか。哀愁が漂います。悲しんでる?
さて、今回の販売はデベロッパー、つまり開発者向けとなります。「ペッパー」くんはスマホのようにアプリでできることが増えていく仕組みのため、まずはアプリ開発者の人に使ってもらおうというわけですね。
「本体は」20万円
そんな「ペッパー」くんですが、すでに料金プランが発表されていました。以下のページからご覧ください。
本体価格は19万8000円ということで、思ったよりも安いですね。個人レベルでも、全く手が届かないというほどではありません。
が、しかし。その横にある、「Pepper 基本プラン」(1万4800円×36カ月)と「Pepper 保険パック」(9800円×36カ月)が、なかなかに高額でした。両プランに入ると、本体価格と合わせて108万3600円なり。
どちらのプランも加入は任意ですが、「Pepper 基本プラン」に加入しないと自分でアプリを開発しない限り一切動かない状態で届きますし、「Pepper 保険パック」に加入しないと一回の修理に数十万円かかるということです。
すごい人ならどちらも加入せずに購入したりするのかもしれませんが、実質的にはどちらもほとんど加入必須に近いということですね。現実は、甘くありませんでした。
結局ペッパーくんて何?
そして結局のところ、ペッパーくんとは一体何なのでしょうか? はっきり言って、私にもまだよくわかりません。
ただ、公式ページの「製品情報」を見ると、なんとなくですがその姿が見えてきました。
自立して動く、アプリでできることが増える、人間の感情を理解しようとする...。これはまさに、SFの世界に出てくるお手伝いロボットではないでしょうか。
人間の代わりに家事や労働をするロボットの、先駆け的な存在になるのがこの「ペッパー」くんなのかもしれません。
まだロボットは家事をできませんが、いずれはそんな風に進化していく気がします。でもその前に、まずは家の中で人間と共存するロボットを作った、ということなのかもしれませんね。
ロボット[ソフトバンク]