通信量も外角高めに!? ソフトバンクがパ・リーグ全試合をライブ配信へ
油断しているとパケット上限の場外ホームランが飛び出すかも。
いよいよ今年もプロ野球の開幕が迫ってまいりました。携帯電話キャリアで野球といえば、なんといっても球団を持っているソフトバンクモバイル。シーズン開幕特設ページも開設し、すでに臨戦態勢バッチリです。
そんな同社が、3月27日の開幕戦よりプロ野球パシフィック・リーグの公式戦全試合をライブ配信する「パ・リーグLIVE」をスタートすると発表しました。昔に比べると地上波テレビでの中継がめっきり少なくなったプロ野球が、これからはスマホで思う存分観戦できるんですよ、お父さん！
まずはソフトバンクユーザー対象のサービスから
開幕当初から『パ・リーグLIVE』を利用できるのは、ソフトバンクモバイルのユーザーで「スマ放題」データ定額パック・標準プラン以上のスマホ・タブレット利用者。データシェア等の関係で一部対象外になるユーザーもいる模様なので注意。
ちなみに、2017年にはサービス終了してしまうディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクのユーザーも対象に含まれるそうですが、果たして「野球」「ディズニー」の両方に熱心なユーザーがどの程度存在するかは未知数かな。ハハッ！
『パ・リーグLIVE』はアプリで提供予定
と、ここまでの条件に当てはまる人なら、開幕戦から無料で『パ・リーグLIVE』を楽しめます。まだ各アプリストアには登場していないようですが、本サービスは専用アプリで提供される予定なのだそう。
アプリ内では、試合開始時にさかのぼって最初から視聴できる「追っかけ再生機能」、見逃した試合配信も過去1週間分までならアーカイブで再生できるなど、単なるライブ中継以上の機能を備えているようです。今後は試合ダイジェストやファン感謝デーのライブ配信も予定しているのだそう。ネットならではの試みに期待が膨らみますが、WiFi等を上手に活用しないとアッという間に通信料上限を突破しそうなのが不安要素ですね。
なお、ソフトバンクからの発表には「今後、特典の対象外のお客さまについては、有料で提供する予定です」との言及もありますので、ソフトバンクユーザー以外も、野球ファンなら今後の動向にも目を光らせておきたいサービスです。