150318ohayougo0132_01.jpg老若男女問わず、スマホ用語がよくわかる「おは用語」ですよ〜!

主要なキャリアの端末ラインアップには、シニア層向けにカンタン操作などの工夫がなされたシリーズが用意されていますね。例えばドコモはらくらくスマートフォン、ソフトバンクならシンプルスマホ、auではBASIOと呼ばれるモデルがそれにあたります。

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こうしたシニア向け端末が通常のスマホとどのように違うのか、その長所と短所について今朝はご紹介していきましょう。

見た目や操作が普通のスマホと異なる

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一目見てわかるシニア向けスマホの特徴といえば、メニューなどの文字が大きくハッキリ表示されたり、押し間違いを防ぐために大きくタイル状にボタン化されたアイコンといった「画面表示の見た目」の部分が代表的。本体側面等のキーも、機能が日本語で説明されていることが多いようですね。

また、よく使う機能や通話先を登録しておけるショートカットボタンを備えるモデルもあります。これらはガラケー時代の「らくらくフォン」などにも見られた特徴。

こうしたモデルでは、シニア世代にわかりやすいように操作性や表示に工夫が凝らされている反面、一般的な機種とかけ離れた操作感覚になってしまっている部分もあるため、「慣れてきたから普通のスマホにかえようかな」という際にまた操作を覚え直す必要があったり、他機種ユーザーにはかえってわかりにくい部分もあるといった弊害もあるように思えます。

テザリング等、機能に制限があることも

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料金の例: auの「シニアプラン(V)」のケース

シニア向けスマホでは、通常よりも利用料金がリーズナブルな専用の料金プランが用意されていたりもします。データ通信の上限が低く設定されていることが多く、「あまりヘビーにスマホを使わない」層にはちょうど良いかもしれません。

また、ドコモのらくらくフォンではテザリングが利用できず、auやソフトバンクのシニア向け端末は「おサイフケータイ」に非対応。こうした細かい機能面が省略されている部分もあるため、購入検討にあたっては「今まで使っていた機能が使えるか」をきちんと理解しておく必要がありそうです。

サポートが手厚いのも特徴

「使い方がわからない」「トラブルが発生した」といった時に頼れるサポートが充実している傾向があるのも、シニア向けスマホの特徴。

特にシニア向けに特化した端末を提供してはいないものの、シニア層をターゲットユーザーとしている『イオンスマホ』なども、格安スマホながら手厚いサポートで特筆すべき事業者ですよ。


ガラケーほどとまでは行かないものの利用料金が抑えられていて、シンプルな使い勝手がお好み、ネットやアプリを使うのはちょっとだけ...そうしたシニアユーザーになら、シニア端末をオススメしても良いかも。

でも、年齢層とは関係なく「慣れればけっこう使いこなせちゃうかな?」という人は通常のスマホ端末でもOKだとは思います。今は端末の不具合などが報告されることも少なくなってきましたもんね。

それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!

Photo by Thinkstock/Getty Images

 

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